裏演謳歌Ⅴ アンコール―あの日々の続きを願い―
南部戦線帝国軍第3防衛拠点――鋼也が元居た基地、桜花が演説する予定だった基地、今は……竜の巣窟となっているらしいその基地が、多種族同盟連合軍に攻められている。
今もそこで、戦闘が行われている。竜を倒す為に――。
桜花が聞き出せた噂の内容は、ただ、それだけだった。
それだけだけれど………桜花には、誰がそれをやっているかわかるような気がした。
あの基地を攻めるのならば。
立地的に。そう、鋼也が私を連れて行った根拠もそれだった。だから、きっと。
桜花の知っている人が、今この瞬間戦っているのだろう。
………もしかしたら、そこに。
その問いに、願望に、答えは確かにあった。
『……はい、殿下。亜人間に一人、変なFPAが混じってたとか………』
それが、誰か。………桜花には、いや、桜にはわかった。
噂話の内容を思い起こしながら、どこか浮ついた、地に脚がついていないような気分で、桜花は段上に立つ――。
天井に切れ目の入った、ドームのような場所だ。目の前にはずらりと客席が並んでいる。そこら中にある機材は、おそらく、帝国中にこの休戦記念式典の様子を中継しているのだろうか。
曇り空が見えた。曇り空の下に多くのヒトが居る。桜花が遅れたせいだろう、喧騒がそこらで蠢き……だが、段上に桜花が姿を見せたことで、その喧騒は静まっていく。
やがて、静寂が落ちる――。
視線が桜花に集中している。何処を見ても、ヒト、ヒト、ヒト……格式ばった服装の、食べ物に困った事など一度もないだろう、ヒト達。平和で安全な場所に居続けたヒト達。
桜花に、緊張は無かった。緊張するほどにこの舞台に入れ込んではいない。
どうでも良いと、そんな気分はずっと、昔から。
……こういう、桜花としての舞台だけじゃない。昔っから、全部、本当はどうでも良かった。誰にも何にも、一切愛着を持たない。愛着を持ったかのように、そう見えるように振舞っているだけ。兄のその言葉は正しい。
愛着を持たないようになったのは、きっと、子供心に、全て失われるものだというそんな諦観を握り締めていたからだ。
桜花が愛着を持ったのは、今も昔もずっと、何の事はない、ただの“普通”だけだ。
桜花として、皇女として生まれたから、手に入らない“
“普通”を
『第6皇女、桜花です。この機におきまして、兄、大和紫遠の代行として、皆様のお耳を拝借いたします』
今、こうして“桜花”を
台詞はすらすら出てくる。台本を覚えるくらい、大して問題にはならない。
『今日と言うこの日から丁度30年、遡ったその日こそ、この大和の地に、平和が――』
作られた台本。美辞麗句。ただ、聞こえが良いだけの言葉。
桜花そのもののような台本だ。中身がなくて、見た目だけ取り繕ってある。
だから、本当に、どうでも良い言葉。
すらすらと口にしながら………桜花は、別のことを……もっと大事な事を考えていた。
今この瞬間、戦っているらしい。
扇奈さんが、アイリスさんが、……そして鋼也も。
だから私も戦う、こうして私の舞台で戦っている………そんな風に言えるくらい年相応に入れ込めたら、桜花はもっと楽だっただろう。
桜花は、シニカルでシビアだ。
ここで何を言ったところで、彼らの手助けにはならない。もう、遅い。
私には何も出来ない。何をする力も無い。私が皇帝だったら、もしかしたら、じゃあ助けに行ってくださいとか、そういうわがままで帝国軍を動かせたのかもしれないけれど、そんな権力がお飾りにあるわけも無い。
そんな諦観の中で、桜花はただ台本を読む。
心の中に、何かもっと別の………もっと年相応な感情を覗かせながら。
『この喜ばしい日に、こうして皆々様の眼前に立つ栄誉を授けられた事を、』
……鋼也が、生きている。
多種族同盟連合軍と一緒に行動するFPA。他の誰であるはずもないだろう。
確かに、鋼也が生きていた。鋼也が生きていて――そして、戦っている。
……なんで。と、拗ねたようなことを思った。
どうして帰ってきてくれないのか。どうして桜花を放っておいて、戦いに行ってしまうのか、と。
それは、兄にないと言われた執着、愛着そのモノの感情で、直後にシビアにシニカルに、その感情は押さえ込まれる。
鋼也は、知らないんだろう。桜が生きていると。だから、その瞬間の自分の居場所にひたすら執着しているだけだ。
けれど、もし、桜が生きていると知って、その上で戦いに行っているとしたら?それは、………酷い。酷い話だ。酷い話だけれど、………鋼也はそういう人な気もする。ずっと目の前の出来事に、正直に、一生懸命に向き合っていた。
演じ続けた桜花とは違う。
脈絡も一貫性も統一性もなく、あらゆる意見が桜花の中を渦巻き、その中からその瞬間にあわせて、醜い分は蓋をして、見栄えの良い部分ばかり演じて………それが、桜花だ。
なんで、どうして?私を放っておいて、別のことをしてるの?
その子供のような、拗ねたような感情は………そのまま桜花自身にも当てはまる。
なんで、どうして、鋼也が生きているとわかったのに、それを放っておいて、桜花はどうでも良い演説なんてしているのか。もっと、他に、できる事が……やりたい事があるんじゃないのか。
……これで良いのか。聞かなかった事にした疑問が頭を過ぎる。
美辞麗句だけ並べ立てて、見栄えだけ取り繕って、それで、何になるのか―――。
なぜ、私はここにいるのか――。どうせ他人の書いた台本だ。私が読まずとも誰か別の人間が読むだけだろう。もしくは、そもそも聞く方もほとんど何を言うかわかっているから、ここで演説する事になんの意味もない。だと言うのにここに居るのは、ただ、私が………。
ふと。
ざわめきが耳に届いた。戸惑うような声が、そこら中から聞こえてきている――。
『…………』
“桜花”の演説が止まっていた。私は、今更、そんな事に気付いた。
いつの間にか、思考に沈んで、演説を止めてしまっていたらしい。
続きを読まないと――そんな風にも思ったけれど、果たして自分が何処まで読んだのか、まるでわからない。台本に書いてあったのは、本当にどうでも良い、その程度の言葉だったのだ。少なくとも、私にとって。
恥ずかしくなって逃げる――みたいなことはまったく考えなかった。
………どうしようか。
どこかのんびりしたような感想があって、私は空を見た。
………曇っている。
あてずっぽうで続きを読もうか?けれど、それは、結局他人の言葉に過ぎない。
代わりに、“桜花”の理想を話そうか?……人に聞かせるような理想は、“桜花”にはない。
今、素直に想う事は?
今、気がかりなのは?
………竜との、戦い。
扇奈さん達が、今この瞬間も戦っているらしいと言う事。
鋼也が生きている。ただ、その事だけ。
ゆっくりと、ゆっくりと。信じようとばかりしてこわばっていた何かが、今更緩んでいくような――そんな気分で。
ざわめきに嘲笑も混じっていた。台本の字が読めなかったんじゃないか、みたいな、それを言ってる人の方が馬鹿なんじゃないかって言うような言葉が、耳に届く。
けれど、それももうどうでも良くて、意に介さず、黙ったままに、私はほんの少しだけ高い演台の上で、ただ曇り空を眺めていた。
私は、シニカルでシビアだ。
鋼也が生きているなら、会いに行きたい。今すぐにでも。それが本心で、けれど、それが難しいことはわかる。
なら、その代わりに何をするか。
何がしたいか。
何を言いたいか。
何を知って欲しいか。
そもそも、どうして、私は、今この舞台に立っているんだろうか?流れに抗わないままに辿り着いた結果ではある。けれど、思い起こせば、思い起こす必要すらないくらいに、答えはシンプルだ。
鋼也が、もう知っているとしても。もしかしたら、知らないかもしれないから。
………私は、ただ、伝えたかったのだ。
「………私は、無事です。生きています」
ただ、それだけを。
舞台にそぐわない言葉だと、心の中で、“桜花”が嗤う。台本と違う。求められた
しん、と、喧騒が止んでいる。今の言葉、マイクが拾ったのだ。観衆の視線が、差すように、集中する。また、笑われるかもしれない。
けれど、それもやっぱり、どうでも良かった。どうやったって、不相応な皇女は笑われるものだし。私、結構馬鹿にされやすいし。……今更そんな事どうでも良い。
空は曇ってたまま。けれど、なんだかさっきより明るい空のようにも見える。
久しぶりに……あのプレハブ小屋で、あるいはあの廃墟で確かにそうだった様に、私は素直に、ただただ、観衆を見回した。
人、人、人………。
ヒト、ヒト、ヒト………。
誰一人として角もついていないし、耳がとがってもいない。
そんな、当然の景色が見えた。
帝国に暮らしていたら当然の景色で。
けれど、もう、私にとっては当然とは思えない景色。
どうにかしたい、だなんて、そんな大げさな理想は浮かんでこない。
ただ、どうしてだろうとだけ思った。
そして、素直に、思ったことを口に出してみる。……背伸びのない子供のように。
「私は………多種族同盟連合軍の基地にいました。だから、なんというか………この式典って意味ありますか?」
喧騒が溢れ出す。なんか凄いこと言っちゃったのだろうか……というか、休戦を祝う式典の会場でこんな言い方をするのは間違っているだろう、確かに。そんな風に思う。
でも、この場で他に、“私”が話すことは無い。
喧騒の中に、私は問いを投げる。
「休戦を記念する式典、ですよね?オニの皆さんと、帝国が戦争を止めたって。それを祝う席なら、なぜ、この会場に角の生えた人が一人もいないんですか?」
喧騒は止みだす。列席者が隣に目を向ける。その静まりかけに、野次が飛ぶ。
停戦と休戦の意味がわかっていないんじゃないのか、と。
意味の違いはわかっている。鋼也に教わったから、停戦と休戦の違い。私だってちょっとは勉強してるんです。そんな、ムッとしたような気分で。
「もしも、竜がいなくなったら、またオニと戦争をする。この休戦は、そういう意味ですよね?だったら尚の事、ここで、ヒトだけで、好き勝手に仮初の平和を祝う事に何の意味があるんでしょうか?同時に、同じ場所で祝い、停戦に話を進めるのが、あるべき姿ではないでしょうか?」
野次が止まる。静まって、視線がまた私に集中しだす。
多分、面白いんだろう。ある程度何を言うか決まってるしわかってる、そういう“式典の演説”ではなく、何を言うのかまったくわからないような小娘の台詞が私の口から漏れているから。
まあ、とにかく、話を聞いてもらえそうだ……どこか他人行儀にそんな事を思って、聞かせるだけの話でもないと、いつものように自分を小馬鹿にして。
それでも私は、私の話を始める。
「私は……多種族同盟連合軍の基地に、オニの皆さんにお世話になっていました。竜に襲われた帝国の基地から逃がしてもらえて、近かったから、オニの人達の基地に行って。そこで暫く暮らしてました。良い人達でしたよ。親切で………ヒトだからって私に石を投げるような人達ではなかったです。感謝しています。本当に」
だから、手助けしたいと思った。お世話になったから。恩人だから。特別だから。
何かをしたいと思った。
けれど、何も出来なかった。私には、なんにも。
「……勿論、色々と、大変な事もありました。皇女なんて、ほら……扱いやすいですし。交渉のカードにされたりもありました。でも、それは、帝国に帰ってからもそんなに変わってません。私が何かをしようとしても、大体、話は私の頭の上を通り過ぎていくだけです。……さっき読んでた原稿だって、そんな感じです」
そんな感じだから、どうでも良いとしか思えなかった。どうでも良いとしか思えなかったから………もうむちゃくちゃだ。これ、演説なのかな?まあ、もう、ある意味、何を言っても許されるかもしれない。
この流れで兄さんを告発しちゃおうか。
一瞬だけそう思ったけれど、止めにした。兄さんのことだからどうせもう証拠とか全部消してるだろうし。それをしても、仕方がない。そんな話をしたいわけじゃない。私は………。
「……誰も、恨んでません。一瞬がっかりしたり、カッとしたり、その位は思います。でも、振り返ると、皆しょうがなかったのかなって。そんな風に思います。桜花を、皇女をカードとして使うのが、その都度、最適解だっただけでしょうし。今こうして話を聞いてもらってる私だって、皇女である事を利用して、好き勝手言ってますし」
皆、そうだった。皆自分が信じるものの為に行動している。
理想の為だったり、身近な誰かを守ろうとしたり。中には、ただ面白がってるだけの人もいたのかもしれないけれど、それでも、私は、その人の事もそこまで恨めない。
ただ感情のままに動いているのは、今の私だって同じだから。
ひたすら感情のままに行動している人を良く見ていて、好きになって、そういう風になりたいとも、私は確かに思ったから。
だから、これは、私の……
「今が、休戦なのも、その仕方のないことの一つなのかな、とは思います。でも、こうも思うんです。休戦じゃなくて、もっとちゃんと、仲良くなっていたら………傷つかないで良い人もいたんじゃないかって」
もしも、休戦じゃなかったら。
ちゃんと停戦していたら。
第3基地は落ちなかったかもしれない。オニが助けに来て。
革命だって、起こらなかったかも知れない。少なくとも兄さんがその気になることはなかっただろう。だって、兄さんが言ったのは、“大和”の平和だから。帝国じゃなくて、大和の。そうしたら、………その後の悲劇は全部、形の違うものだっただろう。
鋼也とは、それこそ、勲章を渡したっきりだったかもしれない。それは、寂しいことだと思う。絶対に嫌だ。
けれど、その分、………怪我をせずに、無事に済む人は多くいただろう。
「戦場に、立ったことはありません。でも、そこで看護師の真似事みたいなことをしたことはあります。あれは……ああならないで済む道があったのなら、その可能性を押してまで大人の事情で休戦のままで、そのせいで流れた血が、流れずに済む血があったのであれば………この式典に意味はないと思います。祝うべきではないと、不謹慎だと思います」
完全に、ただの、子供の理屈だ。全部全部。
停戦していたからって、全部良い方に転ぶなんてありえない。そう思うくらい、私は色々と転んだ。転び続けてきた。
………けれど。
今、この瞬間。
今この瞬間のIFだけは、もしかしたら、私がもっとちゃんと、早く、“桜花”として向き合えていたら。
「―――今も、戦っている人達が居るそうです。確かに、他の種族です。オニやエルフ、ドワーフの人達です。でも、戦っている相手は竜です。帝国軍の第3基地で……」
……何かが出来たかもしれない。ちゃんと、権力者になれていたら。
ちゃんと、停戦していたら。
援軍が送れたかも知れない。その結果、助けられた人がいたのかもしれない。大切な人が、いや、人達が傷つかずに済んだのかもしれない。その人達は………。
「……多分、私がお世話になった人達です。何一つ恩返しが出来ないままに、さよならも言えていない、そんな人達が、こんな、式典をやっている間に………」
死んでしまう。
扇奈さんが、他のみんなが。
………鋼也が。
それでも、生き延びる。生き延びてくれると………生きていてくれると、そう信じている。
信じているけれど、私の頭を後悔は過ぎる。
「停戦なら。ちゃんと、仲良くなっていたのなら。そもそも、帝国の基地なのに。どうして、……どうして、帝国軍は動かないんでしょうか。その理由が休戦なら、こんな式典、しなければ良いのに。……どちらにせよ、私が直接、何かをできるわけではないんですが……」
……だとしても、そう。私がちゃんと向き合って。停戦でも何でも、いや、もっと必死に、本当にちゃんと信じて、わざわざ回り道しようとしなければ。
この声を、ちゃんと、伝えたい人に、伝えることは出来たのかもしれない。
「私には、何もできる事はありません。ここで、馬鹿みたいに、脈絡なく話す事しかできない。信じることのほかには、何もできません」
ずっと、ずっと。ずっとそうだ。
いつもいつも、信じるばかり。待つばかり。それだけしか出来ない。
これを言ったところで何になるのか。
こんな言葉一つでセカイが代わるのなら、私は……鋼也は、もっと………。
そうは思う。
けれど、それは仕方のない事だ。
今の私に何も出来ないのは、私がそう生きてきた結果だから。嫌がって拗ねて投げやりになって諦めて……そうやって生きてきた結果。
だけど、出来ないからって、何もしない理由にはならない。
これしか出来ないのならば。それを、せめて、精一杯。今瞬間、心を込めて。
今の私に出来ることを………。
「……生きていて欲しい。生きて、また会いたい。心の底から、そう思います。心配をかけた人を、安心させてあげたいと」
ただ、それだけ。
式典で、大勢の人に聞かせるような話ではないだろう。
式典自体を否定するような論調になってしまってもいる。
けれど、他に、言葉はない。それだけを、伝わるように、伝わる事までも願って――。
「………私は、無事です。生きています。そう、お世話になった人達に、種族なんて関係なく、私は伝えたいです。伝わる事を、伝わらなくても良いから、また、生きて……」
生きて………。
廃墟の、壁を修繕したばかりの、その薄暗がりから出て行く背中が見えた気がした。
待っていると言ったから。
待っていたかったから。
その続きが、本当に欲しかったから………確かに続きと巡り会える事を私は祈って。
だから、これが、続きで、終わりで、始まりだ。
「……帰って来て欲しい。それだけを、願っています」
ごちゃごちゃで、脈絡もなく、吐き出すだけ吐き出すように。
それだけ言って、私は、静まりかえる会場に頭を下げて、背を向けた。
去る背中の方から、拍手が聞こえ始める。始めは戸惑うように、やがて大きく……。
見世物として面白かったんだろう。今もまだ自分の事を他人の様に、そんな風に考えて、けれど頭の中心にあるのは一つ。
――今の言葉が、鋼也に伝わるだろうか。もう、戦場にいるのなら、伝わらない?
いや、戦闘が終わった後でも良い。生きていてくれるだろうから。絶対に。その後になって、知ってくれれば良い。
馬鹿みたいな皇女がいたって、そういうニュースが、向こうに伝わって、それで、少しでも笑ってくれれば………。
……それで、ちゃんと、帰ってきてくれますよね?
→ 46話 鋼鉄の楔/命に執着を
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桜吹雪に鋼鉄の楔―サイドストーリー― 蔵沢・リビングデッド・秋 @o-tam
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