著作：BNiTwj8cRA3j様

　猫を大切にする女の子のエッセイです。

　冒頭は猫に関するよく聞くエピソードが書かれているなぁと思いながら読み進めたのですが、だんだんとリアルな人間像を感じ取れてきて、目が離せなくなります。

　中学生の多感な心理が痛いほど伝わってきて、涙が出そうになるエッセイになっていました。

　大人しい人生を歩んできた主人公がT君と言い合いシーンは、熱かったです。

　また、みぞれなりの飼い主への気遣いが心を揺さぶります。

　悲しいという言葉だけでは表現できない、深い愛情を感じ取れるエッセイでした。

　主人公が学校を休まなかったのは立派だと思います。どんな想いで強くなる事を選んだのか、気になるところではあります。

　強くなった理由を長々と書くと野暮な気はしますし、なんとなく感じ取れますが、最後がかなりあっさりしている印象を受けたので、もう少し書き込んでもいいかなぁとは思いました。

　的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

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