著作：ひぐらし@小説書くセミ様

　学生の頃は頑張って学校順位２位を取っていた主人公が、大学受験を初めどんどん転落していく様子が印象的でした。『２』という数字がよく活かされていると感じます。

　会社で受けるパワハラは泣けてきますね。ブラック企業から抜けだす力が無いもどかしさも伝わってきます。

　そんな憂鬱さが払拭される場面は感動します。たとえ一番を取れなくても、自分自身が努力をする事は大事だと思わされました。

　素晴らしい物語だと思います。

　しかし、正直なところちょっと混乱した部分もありました。

　『Fin』は御作の終わりなのか、映画の終わりなのか混乱しました。後日談のあとに『終わり』と『おしまい』が書かれているため、『Fin』はたぶん本編の終わりなのかと思いますが。

　『終わり』と『おしまい』の間の文章は、作者様直々のメッセージなのでしょうか。もしそうなら、個人的には、『あとがき』と書いていただいた方がスッキリしました。

　的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

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