122 茜にもさすか夕立…… 三句切れ

――――――

  夕立を


あかねにも さすか夕立 降りしあと はやも過ぎゆく 夏の日差しよ


・あかねにも さすかゆうだち ふりしあと はやもすぎゆく なつのひざしよ

――――――――――


[通釈]

 夕立を詠んだ歌

 秋のあかね色のようにも差すか、夕立の降ったあとに。早くも過ぎ去ってゆく夏の日差しよ。


[補註]

・三句切れ。


―――――

あかねにも さすか夕立 降りしあと はやも過ぎゆく 夏の日差しよ

―――――――



(令和元年八月七日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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