121 群雀夕立晴れて…… 句切れなし

――――――

  夕立にすずめといふことを


むらすずめ 夕立晴れて 乱れ鳴き こゑ矢のごとく 彼方あなたへぞ飛ぶ


・むらすずめ ゆうだちはれて みだれなき こえやのごとく あなたへぞとぶ

――――――――――


[通釈]

 夕立にスズメ、という題で詠んだ歌

 夕立が上がって、スズメの群れが、入り乱れて鳴き、その声は、矢のようにあっという間に遠く向こうの方に飛んでいった。


[補註]

・句切れなし。


―――――

むらすずめ 夕立晴れて 乱れ鳴き こゑ矢のごとく 彼方あなたへぞ飛ぶ

―――――――



(令和元年七月四日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る