073 海の日を恋ひつつ待てり…… 二句切れ、四句切れ

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  梅雨の折に夏の海を恋ひて


海の日を 恋ひつつ待てり 梅雨越えて 寄せては返せ 浜のなぎさ


・うみのひを こいつつまてり つゆこえて よせてはかえせ はまのなぎさよ

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[通釈]

 梅雨時に、夏の海に思いを寄せて詠んだ歌

 「海の日」である七月の第三月曜日を、期待して待っている。さあ、梅雨を越えて夏の海まで、その波を寄せては返せ、浜のなぎさよ。


[補註]

・二句切れ、四句切れ。


―――――

海の日を 恋ひつつ待てり 梅雨越えて 寄せては返せ 浜のなぎさ

―――――――



(令和元年五月十一日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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