037 夜枕に蚊のなかりせば…… 句切れなし

――――――

  られで、蚊をよめる


夜枕に 蚊のなかりせば いかばかり も安くも らるべからまし


・よまくらに かのなかりせば いかばかり いもやすくもね らるべからまし

――――――――――


[通釈]

 寝つけなくて、蚊を詠んだ歌

 夜の寝床に蚊がいなかったなら、どんなに安眠できたであろうか。


[補註]

・句切れなし。


―――――

夜枕に 蚊のなかりせば いかばかり も安くも らるべからまし

―――――――



(令和元年七月二日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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