009 若き葉をむすぶ緑の…… 句切れなし

――――――

  初夏の風を


若き葉を むすぶ緑の 夏風や 光も添へて いよよ来ぬめり


・わかきはを むすぶみどりの なつかぜや ひかりもそえて いよよきぬめり

――――――――――


[通釈]

 初夏の風を詠んだ歌

 草木の若葉を生じさせつつ夏風が、夏の日光も添えて、本格的にいよいよ吹いてやって来たようだ。


[補註]

・句切れなし。


―――――

若き葉を むすぶ緑の 夏風や 光も添へて いよよ来ぬめり

―――――――



(令和元年八月一日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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