第17話

翌日。

暑くて目が覚めた。

時刻は5時30分。

リビングに降りて朝食がのっている食卓に腰をおろす。

「おはよう。雫、早いな。今日は花火大会あるけどいくか」

ソファーに寝転がりながら聞いてくる。

「お兄ちゃん、おはよう。行くよー花火大会」

朝食を摂りながら答える。

「珍しいね、お兄ちゃん。花火大会に行くって言うなんて」

「久しぶりに雫と行きたいんだよ」

何ともないようにぼそっと言う。

「そうなんだ」



夕方になり、お兄ちゃんの車で向かった。

暗くなり刻々と時間が過ぎ花火がうちあがった。

色鮮やかな花火を見上げる。

綺麗だな。花火。

りんごアメや射的などを楽しんで帰った。

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