正直、最後はヒヤッとしました。冒頭の思い出から、主人公の境遇。帰省の列車での出来事や、たまたまあった同窓会。大小長短あるけれど、それらすべてのベクトルが、あの夜の彼の行動に結び付いていたのだと。しかし、鈍感な神様(失礼!)のおかげなのか、結末は予期せぬものに。人生すべてが上手くいかない。笑う人の陰で汗水流している人もいる。感謝を忘れてはいけませんね。