作中登場魔法① ―第一章まで
文字通り、作品内で出てきた魔法を集めてみました。まずは第一章まで。
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ちなみに、この二つのことを知らなくても問題なく読めます。作者だってよくわかりません。だって魔法使えないもの。
○ラケニ・ガピ 転移せよ
記念すべき(?)本作品初登場魔法。
ラケニは「魂と体に対して」ガピは「動け」を意味する示言。
転移するための魔法で、転移できる距離は目に見える範囲。わりと狭いことがわかる。ミササギが屋上に行ったのもそのため。高いところや開けた場所など、遠くまで見通せる場所ほど利用しやすい魔法。
○ガイ・ガイカ 守りよ
第一章では、「守りよ」という令言のみで登場。
ガイは「防御的指令」ガイカは「壁を作れ」を意味する。
魂力によってできた透明な壁を、指定の場所に作り上げる。いわばバリアーを作る守りの魔法。詠唱者の意思で、壁の向きや位置を自由に指定できる。
○クロノトル・ドネ 痺れ果てよ
作品内における初登場攻撃魔法。
クロノトルは「攻撃的指令・限界を超えよ」ドネは「雷よ」の意味。
クロノトルとは、上位の攻撃魔法に使用する示言であり、クロノトル・ドネは上位の雷魔法である。作品内でも圧倒的な威力を見せる。
魔法の恐ろしさを演出するために、作品内ではこの魔法を使用させることにした。
○ラケニ・クラタ 痕を示せ
法陣痕、つまり魔法を使用した後に残る法陣の痕跡を目に見えるようにする魔法。
ラケニは「魂と体に対して、ものに対して」クラタは「示せ」の意味。
法陣痕は最長でも二、三日にしか持たない上、法陣の存在した場所や対象が傷ついたりしていると、魔法を使用しても上手く法陣痕が現れないことがある。
○ゼギ
令言のみで発動する。詠唱者が発動した、他の魔法を解除するための言葉。そのため、厳密に言えば魔法ではない。
○レナ
令言のみで発動する。第三話のように「守りよ、レナ、転移せよ」とすることで、前後に唱えた魔法を同時に発動するための言葉。つまり、魔法を同時に詠唱し発動することを可能にする。
裏を返せば、同時発動には『レナ』という言葉が必要であるため、実戦で使用するようになるためには、魔法に関してかなりの経験と冷静さが必要。
実際、本作品においてこのレナによる魔法同時発動を行うシーンは二回のみ。
○ケニ・ソロル 癒しよ
癒しの魔法。ただし、傷を治すのではなく、痛みを和らげるためのもの。
ケニは「体に対して」ソロルは「癒しよ」の意味。
詠唱者が指定した箇所の痛みをとどめる。傷を治すための魔法は別にある。
○レニカ・ソローレ 汝の魂がやすからんことを
魔法ではないが、紹介する。
レニカとは「魂に対して」ソローレは「安らぎを」という意味。
鎮魂を願う言葉であり、実際に、唱えられた対象の魂は鎮まるとも言われる。
祈りに近い言葉であり、魔法が元々は死者の魂を送るために生まれたものであるという過去の事実を、残している数少ない例である。
現代では、モルスを含む
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