超基本的な日本のミリタリー講座

MrR

一丁30万円以上もする自衛隊のアサルトライフル


 89式小銃。


 自衛隊が正式採用しているアサルトライフルです。


 軍隊のアサルトライフルと言うのはその国、その国の軍隊の兵士の顔とも言える重要な装備です。


 戦争と言うのは現代戦であってもいくら高性能なミサイルや強い軍艦や戦闘機、戦車を大量に持っていても最後は陸上戦でケリをつけるのです。


 なので世界中の軍隊では正式採用するアサルトライフルの開発に力を入れています。


 そうした中で日本の自衛隊が正式採用して使用しているアサルトライフル89式小銃は高性能です。


 評価は高いです。


 命中精度、整備製なども高評価です。


 日本人の体格に合わせて作られた、日本人のための日本人によるアサルトライフルです。


 だけど値段は高いです。


 これは日本産の兵器全般に言える事なのですが、日本は兵器は輸出できないので国産で開発するとどうしても値段が高くなるのです。


 米軍のアサルトライフルで*大体六万(*参考資料によって変動するので大体五万以上ぐらいの認識で構わない)だと考えると三十万円を超える値段は高いです。


 あたりまえの話ですけど歩兵(日本の自衛隊では普通科と言う)の隊員の数は多い兵科です。


 当然銃だけでなく装備、弾薬などもその人数分の数を揃えなければならないです。


 幾ら厳しい訓練をしているからと言って自衛隊の隊員全員がFPSゲームの主人公のように弾が尽きたからと言って敵の銃器や弾薬を奪い取って戦闘続行するなどの神技はできません。


 それと自衛隊(防衛省)は常に予算不足でして、そんな自衛隊に三十万円の銃はかなりの重荷です。

 

 とある有名な小説家さんは自衛隊を題材にした小説で「自衛隊は~~だから気を遣わないでください」と言ってましたが、政治的な都合で海外派遣されたり、隣国との関係がきな臭い昨今では心配してしまいます。

  

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