目の前の魔法陣と男に巻き込まれて

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「帝はその魔法極めたものがなっているんだが、

火、水、土、雷、風

は、空きができればまぁまぁな力あると埋めるために適当に決められるが、この5つは貴族が多い。

実力でなってる人も居るが、実際実力は認められるとそれに見合った帝の称号を授けられるんだ。

騎士帝みたいにな。

でその他の帝はいなくなればなくなる。

光と闇は稀だ。今は居るが30年以上前には居なかっただとかいただとかあやふやらしい。

とにかく極めれば新しい帝も出来る。

ケントも興味があればなれるぞ。」

「ジョンって風帝だったんだ。

なるほど。

勇者は何になるかな。

あ。2つ目は？」

ジョンに対して納得がいきうんうんと頷き、今後の勇者を考えてうえぇ～っと顔をしかめた。

「勇者ねぇ...。

2つ目は、ケントが学校をどうするか、だな。

義務ではないから行かなくてもいいし、まあ遊び半分でも退学してもいいからとりあえず行ってみるのもありだし。

雷帝は学園にいるしな。

雷帝は大人ぽいやつだがクールではない。

やんちゃというかチャラいというか...？

ついでに言うといじられキャラでもないからな。

ケントと合うと思う。」

ニコラスは学園なぁーと思いながら腕を組んで考えた。

そうするとケントが逆に質問してきた。

「学園行ってもいいけど。

興味なかったら退学しても良いならね。

だって絶対に勇者いるし。

って言っても俺って気づかないと思うからいいけど。

それと帝ねー。

なるのはいいけど何の帝だろうか。」

ニコラスは、お。学園に興味を持ったか。と思いニコニコだ。

青春は少しでも味わっておけという考えのようだ。

「学園の手続きは一緒に理事長に会いに行くとして、家を建てて落ち着いたらにしようか。

あと気になったことあるか？」

「ジョンの恋人闇帝なんだね。

写真だと髪の色黒じゃないから意外だ。」

「ああ。

帝髪の色関係ないからな。

とは言っても歴代で考えれば属性と髪の色が同じ人多いらしいけど。

俺は、灰色だしな。」