第104回:フィクションがノンフィクションに干渉する(補講)

 前回の講座とは逆の立ち位置で語ります。しかし、さっくり終了系。それに加えて補講なので、別項目で言及した部分もあったり。


・フィクションがノンフィクションに干渉?

 タイトルを見て「?」と思った人もいるでしょう。しかし、その昔はフィクションでしかなかったようなガジェットが、近年の技術発展と共に現実化しているのは様々な事例を見れば分かります。


 例えば、バーチャルアイドル。『マクロスプラス』に登場したシャロンや『メガゾーン』に登場した時祭イヴ、その当時はフィクションだけだと思われていた3次元とは異なるアイドル、いわゆる2.5次元アイドルですね。それが、今ではバーチャルYouTuberのような事例が目撃されているので、ある意味でフィクションの存在がノンフィクションになったと言えるでしょう。


 ある意味で小説等が先駆者だったような技術も、いずれは技術発展と共にリアルでも再現される事でしょう。ただし、マンガ飯に代表されるような料理などはカウントしません。調味料はどうしようもないかもしれませんが、材料と調理方法が何とかなれば再現が容易ですので。


 一方で、魔法が絡むような物が再現される事はないでしょう。しかし、それでも類似技術は作れるでしょう。例えば、精霊のエレメント石を利用した電力発電とか……。このネタは過去に別の作品で使っていたネタですが。魔法発電と言うのは現実的ではないにしても、類似技術が出来そうな気配がするのは……。「地球温暖化対策として、魔法発電を考案し実現させた世界」というネタが出来上がりましたね。自分の場合は、こういう風にして唐突なネタが浮かぶのです。


 皆さんもニュースサイト巡り尾等を行い、情報収集していけば……こうしたネタがその場で浮かぶような事があるかもしれませんよ。

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