リズムゲーム集中講義ですが、ある意味で補講なので……。

・実機をプレイしよう

　以前から何度もロケハンの重要性を言及しましたし、エアプレイ二次創作が炎上する事も言及済。そう言った事もあるので、実機をプレイするのは重要なのですよ。

　元ネタがあると「パクリ」とか言われそうだから、架空機種を立ち上げた方が早い。それなのに、どうして実機をプレイする必要があるのか？　確かにそれもあるでしょう。それに加えて、実機をそのまま出すと許諾などの箇所で大変なので架空機種にして何とかしたいと――それも一理あるでしょう。それでは、さすがにプレイ感覚などを含めてリズムゲームで重要な個所を見落とすのは確実ですので、どうしても体験する事は必要になってきます。

　リズムゲームとは違いますが、ソシャゲの『ガチャ』を題材にしたＷＥＢ小説が増えている様な気がしますよね。『ガチャ』を回したが、出てきたのは★１等のレア以外。しかし、レアが出なくても……というパターン、ありますよね。これらが全て実機でガチャを回した上で書いているのかと言われると、それは作者によるでしょう。周囲の体験談で書いている可能性もありますが……。それと同じ事がリズムゲームでも言えるかもしれない、そう言うお話になります。

（中にはガチャの方でラッキーが多く、リアルラックがないというパターンも考えられますし、逆もあるでしょう）

　何度も言及しておりますが、元ネタがある機種でもあからさまに元ネタが特定出来るパターンでもない限りは、完全架空機種よりも元ネタがある程度存在する機種でも問題はありません。それこそ、リズムゲーム戦国時代な状態もあるので、完全オリジナルな機種と言うのを探すのは困難と言えるでしょう。

（それ位、コナミが特許取得していた時代には……）

　ある程度元ネタが分かる機種だと、そのプレイ体験談をダイレクトとまではいきませんが、ある程度反映できる利点があります。動画を見ただけでエアプレイ気分を味わうよりは、より高レベルな体験が出来ると言えるでしょう。それらを踏まえて、リズムゲーム小説を上手く作ってみてくださいね。