第70回:リズムゲームで重要な事

ゲームの基礎は完成した。次は、何処に設置するか? リアルにマーケティングみたいな展開になってきましたね。あっさり終了系です。


・設置場所

 アプリゲーム版であれば、設置場所は考えなくてもいいでしょう。大手アプリサイトかフリーゲームサイトのどちらかと言うのが多いので。そこでどういった流れになるかは――思いついた際にでも。


 問題はゲーム筺体タイプにした場合でしょう。どのユーザーに向けたゲームなのかと言う部分で、物語も変化していくかもしれません。

 ゲームセンターに設置する場合、どのようなジャンルをメインにした場所なのかで話も変わります。リズムゲーム専門ゲーセンであればライバル機種が出てきますし、格ゲー等が置かれていると他のジャンルもある中でリズムゲームがピックアップされる展開になるでしょう。キッズ向けだと、ゲーセンとは違った場所で見かける事が多く、スーパーやデパートの一角に置かれている可能性もありますね。実際、『キラプリおじさんと幼女先輩』では女児向けのリズムゲームがメインに登場したので、それを踏まえればどの年齢層の登場人物を出すかの目安は出来るでしょう。


 しかし、主人公が幼女でも周囲の登場人物は幼女だけとは限りません。年齢層を上げて主人公がゲーマーの青年でも、周囲の登場人物が多彩であるのと同じように。

(格ゲーと音ゲーではプレイするユーザー層の違いもあるのですが……)


 それを踏まえて、登場人物の割合などを決めていけば、自然と苦戦していた設定もあっさりと出来上がると思いませんか? 細か過ぎても作品として伝わりにくいかもしれませんが、その細かなリアルこそが現代物では重要視されると言ってもいいでしょう。

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