第11回:IF手法な現代物

「現実世界」や「現代」題材の小説を書く人が少なくなっているのでは……というメタ発言全開のネタです。


若干書きたいネタも出てきたので、今回は3回分一括公開に。


・現代物だけど現代物じゃない

現実で起こった事件が「もしも起こらなかったら」というIF物ですね。ジャンルによっては架空戦記などとも言われております。


「ハイスクール・フリート」では坂本竜馬が暗殺されていなかったら――というIFがきっかけで結成された母体となる組織がベースのブルーマーメイドが登場します。


「メタルギアソリッド」では3において冷戦という時代に起きた出来事となっております。当時の米ソ関係は歴史の教科書で知っている方もいるかもしれませんが、その時代が舞台となっているのです。その中で登場する「シャゴホット」を初めとした架空兵器もポイントでしょうか。


この2作品は現代物から見れば、一種の架空戦記に該当するでしょう。それ以外にも「新たな法律が施行された」とか「こうした技術が作られなかったら」というのも一種のIF物に当たります。


そうした発想のもと、一種のデスゲーム禁止法案とかARゲームで聖地巡礼をおこなうとか、そうしたテイストで世界線シリーズ等は生まれたと言ってもいいでしょう。当然、世界線シリーズのようなARゲームは将来的にはリリースされる可能性もありますが、執筆段階では完全なフィクションです。つまり、現代物であって現代物とは少し違うと言えるかもしれません。


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