第10回:現実世界でもファンタジーは出来るのだが
「現実世界」や「現代」題材の小説を書く人が少なくなっているのでは……というメタ発言全開のネタです。
文字数的に第9回は短いですが、取り扱う内容的に今回は分離する事にしました。
・現代ファンタジーがあるのに
現実世界を題材にしたファンタジーのジャンルとして「現代ファンタジー」と言う物があります。「東京レイヴンズ」や「灼眼のシャナ」等に代表される作品が現代ファンタジーと言えるでしょうか。しかし、現代ファンタジーとなると舞台も現実世界になりますので、その辺りでロケハン等の手間もあるでしょう。
おそらく、現代ファンタジーが減っている理由は舞台を現代にすると「現実味がない」とか「内容がファンタジーすぎる」とか……そう言ったツッコミがある位だったら異世界ファンタジーにした方が早いのではないか、というのもあるのかもしれません。
後者は何か矛盾していそうですが。ツッコミの意図としては「これだと異世界ファンタジーにした方が早い」的な意味でしょうか。
そう言った事があるので、そうしたツッコミで作品を書くモチベが減るのだったら、いっそのこと異世界を舞台にした方が早い――という事になります。異世界転移と異世界転生ではテンプレがありますので、無理に現代物を書こうとしてロケハン等をするよりも、こちらの方が手っ取り早いというのもあり得そうな気配がするかもしれません。
しかし、これだけは覚えておいてください。異世界ファンタジーであろうと版権作品のコピペ感覚で舞台を作成し、手間を省こうとするとその作品の二次創作と認識されかねません。異世界ファンタジーでも自分自身の言葉で世界観を表現できるようにしましょう。
現代でも、ある程度は「現実にあるので」という理由で省くと大変な事になりそうですが……それは後ほど。
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