第9回:異世界でも現代でも舞台が違うだけ
今回も「現実世界」や「現代」題材の小説を書く人が少なくなっているのでは……というメタ発言全開のネタです。
・舞台が違うだけで
異世界と現代世界、舞台を変えただけでがらりとイメージが変わる作品もあります。グルメ物は一番の代表例です。「異世界食堂」や「異世界居酒屋「のぶ」」は現代世界の食が異世界転移したような事例です。逆に言えば、これと似たような事を現代題材で出来るでしょうか?
異世界出身の料理人が現代に転移し、そこで食堂やレストランでバイトをしつつも、自分の世界の料理を作ろうとする……。確かにアイディアとしてはあまり見ないだろうという物に見えるかもしれませんが、どういう料理をファンタジー異世界で出しているのか? 作者の浅い知識でそれをやろうとしても、見た目が何か現実世界の料理と似ていて異世界テイストではない、と。グルメ番組を見たりして、そこから創作っぽい料理をイメージする事も可能かもしれませんが。
それでも、「本当にこう言う料理がファンタジー世界で出ているのか?」というツッコミは飛ぶでしょう。だからこそ、異世界と現実世界の舞台が違うだけで印象も異なってくるのです。
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