飾らない主人公、リアルな人間関係、忍び寄る影と一筋の光。

プロローグから引き込まれてしまいました。背後の人間がはっきりと見える素敵な文章に乗せられた、彼らのかき鳴らすギターの音は、確かに私たちの耳に届いています。二日前に十八話まで読み、今十九話を読んでいたのですが、その二日間の間、ふとこの作品のことが頭に浮かんでくることが多くありました。統合失調症と付き合いながら、もう一度「自由に空を羽ばたく鳥のような青春」を送る和彦に感動し、ほかの誰よりも『人間臭さ』を感じました。
私はせっかちなので(笑)途中で読むのをやめてしまう作品も多くあるのですが、この作品は19話時点で明らかになっていないことも多くあり、純粋に続きが気になっています!すべて読んでからレビューを。と思ったのですが、自主企画に参加してくださったので、できるだけ早めにレビューさせていただきました。 鴉さんの他作品も、いづれ読ませていただきます。
自主企画への参加ありがとうございました!