応援コメント

第111話:心傷ノ解放ハ如何ニ」への応援コメント

  • す、すみません、私の読解力の問題だと思うんですが……

    >一人を殺すごとに実験をしていたと言うなら

    とあるのですが、仙石さんのセリフのどの辺りから、久遠くんはそのように想像したんでしょう……?
    結局のところ、仙石さんの目的は「実験」???

    仙石家の当主は代々、心臓に短刀を刺すことで受け継がれているんですね。
    これを抜いたら命を失う、つまり当主を次へ譲ると同時に死ぬ、ということでしょうか。重い宿命ですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    すみません! 分かりにくかったですね……。
    解説しますと、
    「霊を食い、そこに種を落として、霊を作り変える」
    と仙石さんが言いました。

    これを聞いた久遠くんは、防塔に居た筈の人たちや、塞護の市民たちをどうして虐殺する必要があったのかの疑問と関係するのではと考えます。
    それで仮説として、一人を殺すごとに実験をしていたと言うなら、辻褄が合うと思いました。

    それで聞いたのが、「生きた人間でも(支配できるのか)?」という問いです。
    これに肯定があって、久遠くんは推測が合っていたと理解しました。

    仙石さんの目的ですが、彼がかなり落ち着いた人なのでどこがそうなのか分かりにくかったですね。
    彼の目的は、「父親が嫌がったことを、自分はやり遂げる」という子どもじみた欲求を果たすことです。
    当人もそうと分かっていて、きっかけに過ぎないみたいな弁解をしていますが。

    以上二つの点について、分かりやすくなるように修正をしておきました。
    もしも気が向けば、見てやってください。

    仙石家の当主交代について、理解いただいた通りで間違いありません。
    久遠くんとはちょっと違いますけど、超えなければならない父親が、仙石さんがスタート地点に立った時点で退場してしまっているのです。
    過酷な宿命ですし、悲しい親子です。

    編集済