第246話「過負荷」 ゼクラグ

 マトラの人口は、アッジャール侵攻時点で五十万。それから三年で東マトラの合流、自然増、オルフからの亡命同胞の存在により百万にまで増加した。侵攻時の戦死者が多く、人口増とはいえ新生児、幼年者の割合が多い。

 イスタメル州傘下に入る以前までは慢性的な消耗戦、女性兵士の大々的動員、食糧不足、医療体制の不備でこのような人口増加は望めなかった。今や未来の労農兵士の数は多ければ多い程良い状態。しゅるふぇ号計画推進により奴隷同胞を購入し、更に人口増が見込める。将来に期待しよう。

 国内では機動的、国外では攻撃的に行動するマトラ人民義勇軍がレン朝へ今年の春の内に出征することが決まった。革命暦にして四十一年、ズィブラーン暦にして三千九百八十八年。五年前まではそんな大それた国外遠征など想像すらしていなかった。

 人民義勇軍にはベルリク=カラバザルにラシージ親分や砲兵技官ゲサイルも同行し、マトラとスラーギィ周辺部における戦力の大幅減となる。

 イスタメル州第五師団の現在の活動内容は州政府にとって都合が良いが、マトラにとっては最適ではない。

 マトラ旅団はイスタメル州にて軍務に就く。ラシュティボル派が主流とはいえ服属して間もない、そして山賊だらけだった同地域への監視役としての役割も期待されており軽々とマトラ県南部より離れることが出来ない。何かあったら即座に人食いの残虐な妖精が襲ってくる、という脅しは継続しなければならないのだ。

 外人妖精連隊はオルフ語に通じるのでスラーギィ北関門にて駐屯。精強であるがオルフ内戦の規模、そしてその煽りで起きる可能性のある国境紛争を考えると人員不足。

 レスリャジン騎兵旅団は北関門からゼオルタイへの線である旧北側進路と、中洲要塞から東方開拓村までの旧中央進路までの機動的な警備。東スラーギィ作戦により人員は増加しているが、オルフ内戦の影響を考えると人員不足。加えてカイウルク族長代理がジャーヴァル遠征から連れ帰ってきた諸氏族を組み込んだ影響もあって中々に組織が未整理で、十分に行動出来る状態とは言い難い。

 スラーギィ連隊はそれら二個旅団と一個連隊への予備兵力として中洲要塞を中心に待機。こちらは錬度、人員共に不足。またスラーギィ人と亡命アッジャール人を合わせてスラーギィ氏族として、連隊を基盤にして整備する計画が推進中であるが、やはり雑兵の感が否めない。

 第五師団ではないが常備兵力となっているエルバゾの予備民兵旅団は引き続き対バルリー警戒任務。マトラ南部からスラーギィ北部に渡る長い山岳線の警戒とあって人員不足である。

 産業別民兵体制と全人民防衛思想による民兵動員で即座に十万民兵の動員は可能だがそれは生産力の極端な落ち込みを伴う。新式装備に転換中にそんなことはしたくはない。第一次動員の一万名程度ならば大きな影響はないが、それでもやりたくないのは事実。

 ここでそれらの欠損を補って貰うことにした。

「マトラ県知事補佐官ボレス。対バルリー警戒任務を補強するための東マトラ人民による、スラーギィ西方山岳沿いへの武装開拓団の出立を要請する」

「東マトラの工業化と集団農業化、東スラーギィ北部の麓線調査警戒、東方防衛に平行して、ですな」

 ボレス補佐官はこう、何というか、ぽよっとぽてんとしたデブだ。飽食の限りを尽くしているというわけでもないようだが、そういう体質なのだろう。髭の生えた自分が何か言えた感じでもない。加えて皮肉を言うその不細工な犬の如きの面が同胞らしからぬ雰囲気を醸す。

「そうだ。その分、東の人員不足は西の教導技師の派遣で補われる」

「先進技術に未熟な人民の扱い方としては合理的です。初歩的な要塞線の建築ならやれます」

「その通りだ。そちらから何か要請はあるか?」

「予備民兵旅団の次に東方防衛隊へ新式装備配備を優先し、教導隊を派遣して貰いたいですな。任地から離れられないのでそちらからの派遣です。近頃はイブラカン方面から馬賊の侵入が鳴りを潜めません。大規模に追放されたのか一族総出といった有様で、アッジャール崩壊の余波が収まっておりませんのでしばし続きそうな様子です。それとイスタメル州になってからはヒルヴァフカ方面との国境摩擦は無くなりましたが、現地住民との軋轢は解消されておりませんな。まあ、アッジャールに虐殺されたので勢いは失ってますが」

「東方防衛隊は、予備民兵旅団、外人妖精連隊とスラーギィ連隊の次に優先する。オルフとの大規模国境紛争の可能性が消えていない」

 それに東マトラの極東部の山は、標高こそ然程ではないが起伏が激しく峻厳で、以前までの脆弱な体制化にあっても馬賊の侵入は防げていたのだ。マトラ全体ではなく、東マトラ代表としての発言に聞こえる。

「それは困りますな。アッジャール崩壊でチェシュヴァン族が遊牧民の圧力に屈しなくなって以降、貢納品が取れずに貧乏集団は略奪しなければならなくなっている事情があります。一時的な襲撃の激化かもしれませんが、それは食うや食わず、捨て身に近いのです。増派困難な事情は分かっております。代替案、ありませんかな?」

 同胞でありながら、やはり別勢力の者と会話している感が拭えない。ラシージ親分が生存戦略のためにマトラの多様性維持のために今まで合流させなかった影響か。

「そうそう、レスリャジン族代理が連れて来た遊牧集団がいるではありませんか。当面の補助戦力として十分でしょう」

「あれは軍ではない。統率されておらず、それこそ馬賊のようなものだ。今は土地の割り当てと通婚の繰り返しでまともに機能していない」

 ベルリク=カラバザルがここに残って彼等を統率するのならば多少は軍としてまとまっていなくても統制されようが、またレン朝遠征に出るというのだから困ったものだ。面倒事は放り投げて寄越す癖があるようだ。

「前例に倣い、南オルフ作戦でもしてみますか?」

「中身による」

「こちらから行けば大義名分に悖る。では来て貰いましょう。オルフ領内にはレスリャジン氏族のお仲間が多いそうで」

「参考にする」

 東スラーギィ作戦を範に取る南オルフ作戦、もしくはバルリー作戦はスラーギィ問題解決のために必要と思われる。

 しかしスラーギィ問題にも大々的に介入しなければならないマトラ行政は過負荷状態ではないだろうか? ならば州政府に解決して貰おうか。

「州政府に対し、ヒルヴァフカからイブラカン方面に対する助力を要請する。その返答の色が良ければ東方防衛隊へ優先はしない。悪ければ優先する」

「代替案、ありましたな」

 解決した矢先に仕事が増える。スラーギィ行政が独立して行われるのならばそこまで負担は無いと思うのだが、やはりベルリク=カラバザルの不在が無用な混乱をもたらしていると思う。自分の氏族なら自分で始末をつけるべきだ。代理のオルシバも、その息子のカイウルクも、軍政顧問という立場があるとはいえ自分を頼り過ぎだ。そして放っておくわけにもいかない。


■■■


「事前に言ったが無駄足になるかもしれない」

「そうなりゃしょうがねぇ。今は一蓮托生だ」

 県知事オルシバを伴ってシェレヴィンツァに到着した。イスタメルの都に入るのは初めてである。内陸部の諸都市と違って海路で外国と繋がっているためか発展しており、貧困層も少なく、魔神代理領各所から人が移ってきているので国際色も豊かである。また旧東方副王領の都らしく古代遺跡や遺跡同然ながら今でも使われている建物もあり、歴史も感じさせる。以前ならば悪徳の都として焼討したい気分にさせられたかもしれない。

 州政府庁舎に赴いてウラグマ総督代理に面会する。黒い竜と人が混じったような外見である。蜥蜴人間だが角や翼があるので何とも言い難く、竜なのであろう。

「総督代理閣下に要請致します。現在、第五師団及びマトラ県及びスラーギィ県は、対バルリー及び対オルフ及び対イブラカン馬賊防衛を行うに当たって過負荷状態にあります。州軍が実施しているヒルヴァフカ州警備任務でイブラカン方面の馬賊対策にまで踏み込めないでしょうか。マトラ東方の防衛任務負担が一時期でも減ればこちら側の軍再編が、目下懸案の、大規模国境紛争もありうるオルフ対策重点で行えます」

 ウラグマ総督代理の表情は穏やかで、妖精の自分でも心なしか気を許してしまいそうな雰囲気を持つ。交渉事ならば厄介な手合い。

「ゼクラグ軍政顧問が言うことはもっともです。しかしヒルヴァフカ州警備任務に州軍が配備されて何年も経ち、反乱や士気低下の抑止に交代させながら駐留させていますが負担が大きい。そこで何処まで追撃して良いか分からないイブラカン砂漠の馬賊追討任務は困難です。それにそろそろ警備任務も打ち切りにしようという話をメノアグロ、ヒルヴァフカ両州政府とも話し合いになっています。またイブラカン砂漠を軍が侵入して折角崩壊した旧イディル=アッジャール軍が危機感から団結して貰っては困ります。州軍のスラーギィ方面配置は正直、警備任務が終了してからある程度の休養期間を持ってからではないと士気低下は著しくなるでしょうし、そちらの新しい遊牧集団と混ざれば抗争勃発の危険もあります」

 やはりそうなるか。良い返事が来ないとは思っていた。

「まあ、喧嘩になるだろうな」

 オルシバも州軍のスラーギィ配置という話題には渋い顔をする。マトラの地をイスタメル人の軍が通過すること自体、未だに想像するだけで我慢がならない。

 腹案がある。

「第五師団とマトラ県、スラーギィ県への来年予算を担保にイスタメル州から借り入れがしたい」

「用途は何でしょう」

 オルシバに説明させる。

「新参の遊牧民達の流入で食わせる口が増えて食糧難に不安を覚えている住人が多いんだ。実際には不足してないんだが、そういう不安感がある。大量の現物見せてとりあえず今年は我慢しようって気分にさせてやらなきゃならん。馬鹿なこと言ってるって思うかもしれんが、ジャーヴァルから遠路やってきた連中は全員が不安だし、そんな連中を迎えた連中も不安だ。とりあえず食い物がありゃ喧嘩しない理由は作れる。あんなあっちこっちから集ってきた連中に小賢しい説得とか約束とかしたってどうにもならん。ブツを見せる必要があるんだ」

「なるほど、県知事の言うことは分かります。アフワシャン、予算表を」

「は」

 ウラグマ総督代理が鳥頭の獣人奴隷アフワシャンと予算表の帳面を見て相談を始めた。

 オルシバを連れて来たのはこのためだ。我々妖精や魔神代理領の官僚ならばその小賢しい説得や約束で納得することは出来るが、厳しい環境下で即物的になり、戦火に揉まれて更に助長されている遊牧民を安心させるのならば必要以上の、見て分かる現物であろう。自分が言っても説得力は無いが、当事者が言えば勿論説得力がある。第一、それはスラーギィの問題であるから責任者がどうにかする事案である。

「州政府からは出せないから私が出します、担保も不要。来年も必要になりそうなら早めに通達するように。スラーギィ債を発行して融資を募るような手段ではないと安定して金が集りません」

「そのようにお願いします」

 これで新参遊牧集団流入の混乱を抑え、戦力化への目処が立った。幾分かでも東方防衛隊への新式装備の優先、教導隊の派遣による対オルフ防衛充実の遅れを補えるだろう。

「アフワシャンは私の金でスラーギィに食糧を送る手配を。遅れるようならイスタメルの倉庫から引き出して、その金であとから補充するように。じゃあマリオルにちょっと飛んでくるよ」

「は」

 マリオルへは現在、出征するマトラ人民義勇軍二万と、ミザレジ県知事率いる軍楽隊を伴う見送り部隊一万が動員されている。これはイスタメル人への牽制でもある。マリオル近辺なら即時に三万から一万名程度なら送れるという示威行為だ。これはイスタメル人の反発を抑えたいイスタメル州政府のためになる。一方的に助力を請うているのではない。乞食ではないのだから。


■■■


 方針が固まった。ボレス補佐官には東方防衛隊を優先する旨と、武装開拓団の出立を促す。開拓の規模は予備民兵旅団を完全に補佐出来るように、南北に長大な西方領域全域に送り出し、恒常的な要塞線を構築させられる規模だ。人員不足は工数と物量で補うのがラシージ親分の正しい教えだ。

 新参氏族問題では、イスタメル州から冬と春を越して来年の予備に出来る程の食糧が送られてくるので土地分配は焦るなとオルシバに広報させる。各遊牧諸語方言セレードにアッジャールにラグト、オルフ語に少数民族語に、手間が掛かるが系統が違うジャーヴァルから来たプラヌール族の言葉にも翻訳したお触れ、張り紙や先触れを手配させる。

 土地分配待機中の連中は分散させず、中洲要塞に集結させる。そして軍事演習を行って指揮統率の向上を図る。殴る敵がいないが、これで多少はまとまる。オルフ難民狩りで生捕りにした連中を、まだ人を殺したことが無い若い連中に石で殴らせる儀式は行わせる。

 現在レスリャジン騎兵旅団の急拡大は不可能である。旧北側進路の警備は数も必要だが、長距離連絡を密に取って連携出来る団結力が不可欠で、言葉の通じ方も怪しい有象無象を放り込むわけにはいかない。そんなオルシバ県知事の既存の旅団と、カイウルク族長代理の非正規騎兵軍は並立させ、別に組織する。

 土地配分を先送りにすることにより、多少強引にでも遊牧民達を一箇所に留まらせる口実が生まれた。これを利用しての演習でもある。わざと連帯感が生まれるまで遅らせるのも手かもしれないが、遊牧民心情はこちらでは理解しかねるのでオルシバに裁量させることにした。抗議があればオルシバ、そしてカイウルクが説得にあたる。説得の仕方は様々であるが、現物を見ないと納得出来ない輩ならばサニツァの派遣が妥当だろう。

 軍事演習をする場所は中洲要塞から東スラーギィ旧中央進路方面である。水が不足しており、無理にでも協力し合わないと死ぬ状況である。同時に旧中央進路警備のレスリャジン騎兵旅団戦力を旧北側進路に振り向けて対オルフ対策とする。

 旧中央進路上における脅威は排除されている。ブリャーグ族と衝突しようものなら敵を得て結束する機会となる。ただブリャーグ族は争いを避ける傾向にあるし、一応の拠点であるマンギリクまでは遠く、乾いているので手出し出来ないが。


■■■


 嗜好食料品。栄養よりも味や香りを重視し、肉体ではなく精神の充足を狙った代物である。古くからのマトラでは香草茶や山の果実程度しか該当しなかったが、最近では魔神代理領から物が入ってきている。砂糖が筆頭品目であろう。

 ランマルカからの技術供与は火力だけではなく菓子にも影響を及ぼした。これら甘味を嗜好品として与えられた同胞集団には多大な士気の向上が見られるという。元より我々に低い士気などありえないのだが。

 ミリアンナが、ランマルカで堅い保存食パンを嗜好品向けに改良した焼き菓子を作った。バターと砂糖の投入量が常食向けではないとのこと。

 まずはこの、ジャーヴァルより取り寄せたというシナモンが香るうさぎさん状の焼き菓子を戴く。

「うさっ!?」

 ……ぎさんおいしい!

 う、いかん。取り乱すところだった。

「ジーくん、ミーちゃんお姉ちゃんのお菓子美味しいね!」

 サニツァは笑顔で食べ、ジールトは黙々と食べる。

 次はこの、ランマルカ経由でわずかに手に入った新大陸産のバニラが香るねこさん状の焼き菓子を戴く。

「ねこっ!?」

 ……さんおーいしー!

 いかんいかん、正気を失うところだった。

「ミーちゃんも食べないの?」

「私は試作で食べたから」

 ミリアンナは同胞一同に食べさせる分の大量の焼き菓子を生産した疲れが見える姿で、頬杖を突いて気だるげに休んでいる。まだ体格は小さいが飯炊き女の風格が出てきている。

 二人を仲間に引き込んでもう五年近くになるか。サニツァも若干だが背と体格も良くなったし、幼年者そのものだったミリアンナも背が高くなって成熟している。成長するものだ。

「そうなんだ! あ、ジーくんにはサニャーキお母さんの分をあげるね。いっぱい食べていいんだよ」

 サニツァは食べさせる方が好みか、焼き菓子を一生懸命食べるジールトを見て微笑んでいる。何となく食い意地張ってそうな彼女だがそうでもないらしい。

 それから三つ目、スライフィールという竜の故郷から取り寄せたというコーヒーが香るくまさん状の焼き菓子を戴く。

「くまっ!?」

 ……しゃんうまー!

 何ということか意識を失うところだった。

 他の食卓でも同胞達が大変に喜んでいる。

「うさぎさーん!」

『うっぴょろー!』

「ねこさん!」

『みっきょきょー!』

「くまさんだー!」

『にょぴりょー!』

 喜びの奇声があちこちで上がり、飛び跳ねて転がって踊ってドタバタガッタンゴットンと持て余す気力が溢れている。また、食べた後の同胞達は二割増し程行動が素早い気がする。

 他にもレモンだとか蜜柑とか葡萄のような、ある程度こちらでも苦労無く入手出来る物でも手を変え品を変え作れるらしい。また遠征に行ってしまう生活指導官ナシュカがそういった菓子類の料理法を冊子にまとめて残して行ってくれるらしい。同胞冥利に尽きる。

 会戦時、人間は気付け、勇気付けに兵隊へ酒を配って回るというが、我々は菓子を配って回るのが良いのではないか? 固形物が良くないのなら嗜好飲料類でも良い。保存の観点から、酒精を避けるとしてやはり固形物か?

 コーヒーや茶は覚醒効果があって作業効率が上がるとも聞くし、香草茶もそうだが煮て生水を飲用出来るようにする効果もある。ただ輸入費が馬鹿にならないのが難点か。

「サニツァ、新しい仕事だ。オルシバ県知事は覚えているな」

「うん、レスリャジンの偉いおじいちゃん!」

「大棍棒持参で喧嘩の仲裁役をやって来い。具体的な指示はオルシバ県知事に聞くように」

「ブットイマルスの名に掛けて、サニャーキにお任せだよ!」

 最近、サニツァの中で流行っている言い回しらしい。

 大体の指示は片付いた。後は南オルフ作戦の検討か? 情報部やリャジニ妖精、アッジャール人からもオルフに残留するセレード人の話は聞いているが。

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