相変わらず理性的に考えて、感情を抑えながら物事を進めるシランですが、
手の者のヒンユとのやり取りには温かみがあるのが皮肉な印象です。
…捉えどころのない龍帝ですが、もしかしてモノ言わぬ「霊山」
という ”異界” そのものと化しているのでしょうか、
胡乱な黒龍公主とは、そこを拠点にうごめく寄生虫のように思えました。
天帝・皇族をめぐるの遣り取りから、少し某国( ´∀`)の左による印象操作や
底の浅い天皇廃止論等が浮かんできたのが不思議ですw。
全てが直線のようなサウ・ツェンリーとは筋金入りという意味で、
プロポーションとかの事ではないのだと思いますがw、
そこそこ順調に見えた三者の意見のやり取りが、陰謀の裏を取った途端の
ツェンリーによる黒龍公主殺害という激変に、とても驚きました!
思いもよらない物語の道筋を、楽しみに辿りたいと思います♪
作者からの返信
世界の秘密はおいおい、その後。
多少ネタバレっぽくなりますが、世界の秘密が暴かれたところでこの小説は終わりません。火薬の発明くらい画期的なことはあるかもしれませんが。原則は不変。
象徴の扱いは難しいところですね。ある種精神論になってしまうところがあるので、物理現象だけで捉えると無用になりますが、しかし呪力の面で考えると強大。政治は祭り、祭祀。祈りに意味は無くても祈る姿を知る人に影響が無いわけが無い。それを捨てるなんてとんでもない!
目指す究極は三者、そこまで違わないんですけどね。
数多の命で謀略の始末を付けさせられている事を知れば、真っ直ぐなツェンリーが激昂するのは当然ですね💦
しかし、国家を統合するには協力は不可欠。
作者からの返信
分裂状態のままでは危ういですからね