はじめまして、白浜と申します。
まだ未読の物語もあるのですが、ここで一度コメントを送らせていただきたいなと思いました。
どこに送るのがよいか迷い、こちらのあとがきにて失礼いたします。
時の迷い路、天空の標、恒久の絆までを、ここ数日をかけて拝読させていただきました。
私の中では一番を決められないくらい、人物たちが皆さん魅力的でした。一人一人きちんと芯のようなものがあり、人物として立っているなと思いました。
その上で、時を同じくした、異なる場所での物語。それぞれの出来事で重なる部分や、二つの物語を読んで改めてわかる通ずるもの。そして、読者にも考えさせられる、物語から見えてきた事柄。
時間でいえば、ほんの数日の出来事なのでしょうが、その中にぎゅっと詰まった物語。
私が印象深く感じたのは、ウェスペルとシードュスの二人です。切ないものとなりましたが、二人が感じたもの、抱いた想いは、確かにそこにあったのだなと思えます。
まるで、映画を見ているような心地になりました。
思い浮かべる風景、手触り、匂い、味など、鮮やかな世界がとても素敵で、やはり魅力的で。
出会うことができてよかったと思います。
素敵な物語をありがとうございます。
この先のシレア国の物語も、ゆっくりとですがお邪魔させていただきたく思います。
作者からの返信
白浜ましろ様
このところ読んでくださっていたお一人は白浜様だったのですね。ありがとうございます!
こちらのコメントを拝読しまして、お星様も頂戴して、泣きそうになってしまいました。
ウェスペルとシードゥス、この二人は強い絆のある大事な二人なので、白浜様のお言葉が嬉しいです!
シレア国、長編・中編その他とシリーズ多作になっておりますが、ゆっくり続きも楽しんでいただけましたら作者冥利に尽きます。
カクヨムさんではレビューは表に出ますが、静かに読んでくださる方がせっかくいらっしゃっても分からないのが残念で、本作も正直不安になっていました。読者様はいらっしゃるのに、書籍化などは夢の夢かな、と……
しかしこの上ないご感想を頂き、書いていて良かったと心から思いました。
少し自信が出て、まだ諦めず書きたいと思います。本当にありがとうございます!
どうぞ引き続き、シレアの旅をお楽しみください。長文失礼しました。
重厚な絵巻物を紐解いたような感覚で読ませていただきました。中世の大きなタピストリーが色鮮やかになって生き生きと動き出したような(自分の勝手なイメージですが…)
情景、世界観を丁寧に書き込んであって本当に存在するかのようなシレア国が美しかったです。人々の息吹が感じられるといいますか。世界を緻密に描かれているからこそ、後半の怒涛の展開にもバタバタではない説得力がありますね。それこそ時計のパーツがかちりとはまったような気持ちよさがありました。
あっけなく切ない別れでも、腕時計や羅針盤が残ったことが嬉しいです。
時間にすればほんの短い間なのに色んな要素がぎゅっと凝縮された物語、楽しませていただきました。
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました。こちらのコメントとレビューを拝読し、しばし感動に浸りました。
シレア国シリーズを通して書きたいことは人間全てに通じる大事なことです。その点がきちんと伝わったのだと分かり、嬉しく思います。
レビューもとても嬉しくて。早速新しいフォロワー様もいらしてくださいました。どうもありがとうございます!
同時並行で兄は何をやっていたのか、というお話が「天空の標」です。こちらはハードボイルドとの評でして、王子と従者の主従のテハイザでの活躍、そして今度は別のあるかけがえのない理のお話です。割と男性読者様も多いので、ぜひいらしてくださったら嬉しく思います。
改めまして、本当にありがとうございました!
最後まで拝読いたしました!
改めて完結、おめでとうございます。
最後、アウロラとウェスペルの別れを示す舞。美しくも儚く、力強い光景が浮かび上がる様でした。
わたしとしては、シードゥスとウェスペルの別れのシーンも印象深かったですね。もう会えないかもしれない二人ですが、確かに心を通わせたのだと思います。
時を巡る二人の、出逢うはずもない邂逅。
素晴らしい物語をありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
長月そら葉様
お読みいただきありがとうございます。
お返事は丁寧に書きたかったため、遅れましたことお詫び申し上げます。
この作品は私がカクヨム登録したきっかけの作品でもあったので、最後まで見守っていただき本当に感謝です。また、最後の場面はやはり自分でも伝えたかったことを伝える場面でもありましたから、ご感想がとても嬉しいです。
さて、アウロラを助けにきた兄は隣国で何をしていたのか……こちらは本作とは一味違う、ミステリー風との評もあり、アクションもあり、の作品になります。
『天空の標』、王子と(やたらとファンの多い)従者の隣国の奮闘もお読みいただければ幸いです。
最後にもう一度、レビューまで賜りありがとうございました!!
編集済
読みごたえがあって、とても面白かったです。
ウェスペルと一緒に、異世界を旅して戻ってきたような気分になりました。
シレア、美しい国ですね。
アウロラも、お兄さん同様素敵な女性で、そんな二人に統治される国の民が羨ましいです。
アウロラを助けにきた殿下もカッコ良かったですが、シードゥスがすごく良かったです。
ウェスペルとの切ないロマンスに、何度も胸がきゅんとしました。
番外編も楽しみです。
作者からの返信
一視信乃様
読了と実に嬉しいご感想、お星様をありがとうございます!
アウロラ、評価していただけて幸せ者です。両親や兄をみて育った結果がこうなったのでしょうと思います。
シーくん、割と好まれておりまして、作中では恵まれない人物なのに恵まれておりますね。
番外編第一弾はシードゥスが主役の1人です。どうぞ気が向きましたときにごゆるりとお楽しみいただけましたら幸いです。
本当に二作の読了、ありがとうございました!
読むのが遅くなり、さらには(ほぼ)無言のハートラッシュで申し訳なく思いつつも、やっぱりみかんさんのファンタジーは本物でした。はぁー、なんと素敵な読書体験! しばらく放心状態確定ですね。笑
やっぱりこのファンタジー世界の描写力、みかんさんは群を抜いていますね。素晴らしいです、これはほんとにマネ出来ない!
そして新たな気づきなんですけど、やっぱりキャラクタ造形が凄いんですよ。アウロラの美しい強さ、それに呼応するウェスペルの優しさ。料理長の包容力やシードゥスの正義感。キャラクタが「役を演じている」のではなく、「そこにちゃんと居る」からこその作品の深さなのだと思います。そしてやっぱり兄上のカッコよさ。いいとこ総取り!笑
素晴らしい作品は、心を豊かにしてくれますよね。本当にいい体験をした! ありがとうございます!
作者からの返信
うわーもう本当に嬉しかったです! こちらが元祖シレアをさらに改稿を重ねたシレア原点でした。
本作をもってスピンオフのネタもお分かりになるかと……シー君弓を取る経緯とか笑
レビューもコメントも他に自慢したくなるくらい嬉しいです! ここに来て薮坂さんの投票順位も変わりそうですね!
さあ是非次はお時間ある時にボーナストラック脇役オンパレードの恒久の絆、どうぞ!笑
はあほんとうにありがとうございました!
自己紹介のおすすめを見て、こちらを読みました。面白かったです!
元気で一生懸命な王女様はじめ、出てくる登場人物のキャラクターがそれぞれいいですね。
私自身が最近「理由が分からない、理解できないということは、人の気持ちを必要以上に不安にし、時に恐怖にもするのだ」と身に染みて感じる出来事があり、「なるほど」と共感しながら読みました。
楽しませていただきました!
作者からの返信
かわのほとり様
どこでお礼を申し上げようと思っておりました! ありがとうございます。かなり一気読みに近い速さで物語を追ってくださり、通知を感動しながら見ていました。
私の伝えたいことの一つも、受け取っていただけたみたいで嬉しいです。そして……お星様と、兄の方へもお越しいただきありがとうございます!!
編集済
ちょっと待ってください! ほぼ中盤までの感想ですよ!?
どう読んでも歪んだ要因はウェスペルですが、ネタバレ感想っぽいしで、それ以外に考えてみた原因を書いてみただけですよー!!
……といいますか、何故ウェスペルが入ってきたのか? で考えていた間の感想ですね。
儀式の不都合。または時間の経過、劣化か何かで時や時計台を司っている何かに異常が発生。そのために複数の異常が連鎖した……などと妄想しながら読んでおりました。
歪みの原因が、もっと重いものだと考えていました。こちらの世界にも何か大きな出来事があったのでは? と。つまりは、勝手な考えすぎの、勝手な感想ですね。
ただ、いくつか使って無い伏線らしきモノがあったような。とは思いました。
姉妹作関連の話なのか、それとも考え違いなのか、と少し頭を悩ませる内容だったとは思います。
私の感想は気にしないでください。これは、意見を伝えるつもりの内容では無いですよ。
ただ読んで、個人的に思った軽い感想です。批評するつもりは一切ありません。
改稿するべき部分を指摘する内容。または客観的に考えた意見、見解を述べた文章などをご希望する場合、どうかお伝えくださいませ。
その点を踏まえて読んで、しっかりとした言葉で書かせて頂きます。
作者からの返信
あああこちらこそ誤解をしてしまってごめんなさい!!
批評されたとは思っていません。書き手として足りないところがあったのかなぁと、反省点は常に意識するべきだと思っておりますれば! なので、もし先のコメントがご意見だったとしてもありがたく頂戴いたしました。
色々と考えていただいてむしろ嬉しいです。
私は、物語の中でばばん、と出すよりかは、読んでいる方々に思いを巡らせていただきたいと思っているのです。
姉妹編ではまた別の歪みについて書きました。そして今はまだ2作+番外編ですが、さらにシリーズ化していきたいと思っています。その中でこの世界のことももっと掘り下げて描ければなぁと思っています。
本編で伏線として張ったのは、例の彼についてくらいかな、と思います。
なんだかとてもお気遣いをいただく形になってしまい、大変申し訳なく思います。
個人的なご感想は大切なものですから、どうぞ軽いなどとは仰らずに。コメントをいただけました作者としては、とてもとても嬉しかったので。
重ね重ね、ありがとうございます!
追記
このあと、カクヨムコン参加に向けて大きく改稿しました。改めて読んでいただきましたお礼を申し上げます。
こんにちわ!
改めて第一話から読ませていただきました!
前回レビュー済だったので、応援コメントで読みました!のご報告と改めてご感想を言わせてください!
出会うはずのない二人の物語。
やはりファンタジー作品であり、情景描写がとても丁寧でこだわりのある素敵な物語だとやはり感じました!
通常のキャラクターを動かす際、どうしても「動かされている感」が出てしまいますが、この物語のキャラは「生きている」、そう思わざる得ないレベルで自然なとこが凄いなと感じました!
個人的にはとても難しいテーマで書いているのに、ここまで映像が浮かぶ作品もなかなか見ないので、素晴らしいと感じました!
二度読んでも、本当に面白かったです!!
これからもよろしくお願いしますm(__)m
作者からの返信
白雪❆様
お返事がすっかり遅れてしまって、本当にごめんなさい!
改めての読了、ありがとうございました。
かなり大きく改稿し、エピソードも増やしたので、少しでも良くなっていたなら幸いです。
生きているキャラクターが描けて嬉しく思います。
映像が浮かぶ作品、なかなかないですか!光栄です!!
本当にご丁寧なお返事、そして再度の読了、重ねてお礼申し上げます!
久しぶりに読んで面白かったですよ。途中だいぶ印象が変わってましたね。
ただウェスペルが最後のセリフ喋ってから五話ぐらい無言で最後黙って消えていくのちょっとかわいそうだと思ったんですが変わってませんよね?せめてアウロラと一言会話させてやりたいところです。アウロラは舞の途中でそれどころじゃないかな。
作者からの返信
読了ありがとうございます。
わたし、なかなかゆうすけさんから手放しで褒めていただけることってないですね。自分に悔しいです。
(なので逆に褒められた時や雪熱のレビューは歓喜しましたが)
えっと……台詞、白夜の四話でも言っているんですけれど……苦笑
アウロラとは視線と歌で通じています。距離的にも、舞歌の状況からしても会話を入れるのはむしろ不自然かな、最後の場面に下手な横槍が入ると思っています。
改めまして読んで頂きありがとうございます。今回はゆうすけさんに読み進めていただいているのがわかってお星様も嬉しかったです。