就活を経験して思ったこと

巽 彼方

① 就活を経験して思ったこと

(2019年 6月6日に書かれたものです)


 皆さんこんにちは。 たつみ 彼方かなたと申します。


 始めはTwitterでツイートしようと思ったんですけど、140字じゃ到底収まりきらず、カクヨムにはエッセイというジャンルがあることを思い出し今こうして書いています。


 エッセイって好きに書いて良いんだよね?

 自分語りも良いんだよね?

 よし! 書こう!!


 という感じで書いたエッセイなので、何かためになるような話や凄い体験をした体験談などを書く訳じゃありません。時間を無駄にしても良いと思う人だけ読んでください!


 興味無いなと思った方は感想欄に「読んでないけど面白かった」とでも書いて立ち去ってください。

 ここまでは読んでくれたんだなと思って、私が少し喜びます。




 さて、ここまで読んでもフェードアウトせずに読んでくれた優しい方はこのままお進みください。

 私が就職活動を経験して1つ伝えたいなと思ったことを適当に語っていきますので。






 まずは軽く私自身について自己紹介。


 改めて私は巽 彼方と申します。

 来年(2020年)の4月から新社会人になる、いわゆる20年卒の大学4年生です。


 学部は工学部で電気が専門です。

 卒業研究の内容を簡単に説明すると、雷の送電線雷撃によって発生する雷のサージによる変電所の変圧器が故障するのを防ぐために、雷サージを解析する研究をしています。


 変圧器? 雷サージ?? なんやねんそれ! って思う方もいるかと思いますが、本題からそれてしまうので割愛させていただきます。


 研究について詳細が気になった方がいらっしゃったらTwitterでリプでも何でも送ってください!

 喜んで話します♪

【TwitterのID】@tatumi_kanata11


 そんな私は最近まで就職活動をしていたのですが、第1希望であった会社に内定を貰いまして就活を終えました。


 正直今年新卒で運が良かったです。

 今日本は2020年の東京オリンピックを前に比較的景気が良くて、売り手市場です。

 新卒の私達は、数年前の人と比べて内定が貰えやすい時期と言えるでしょう。


 2011、12年卒のリーマンショックによる就職氷河期時に入社した人事の方のお話の中で、50社受けても1社も内定が貰えなかったなどという話があり、ゾッとしましたよ。




 そんな私は就活を終え何を思ったか。


 ちょっと自分語り入ります。

 私は物凄く緊張するタイプです。

 なので面接になると緊張でまともに喋れなくなるんじゃないかとすごく心配していたんですけど、結論から言うと思ってたよりも緊張しませんでした。

 それ以上に最後の方は少し楽しいくらいでした!


 面接が楽しいとか頭おかしいだろっ!って突っ込みたくなる方がいると思います。就活を経験する前の私なら間違えなく突っ込んでいるでしょう。


 面接とは、簡単に言うと「私ってこんな人間です!」と伝える場です。


 自分の価値観や考え方。これまで20年間以上生きてきて経験したことを話すという場面を私は今まで経験したことが無かったので、そういう自分の考えや気持ちを伝えることに楽しさを感じる性格であったことに気づきました。


 まあ趣味で小説を書いているくらいなので、そのような性格であることは少なからず感じてはいたんですが、実際に経験してみるとより分かるもんですねー。


 ある企業の面接では、後日最終面接官の方からのフィードバックがあったんですが、その中の1つに、あなたは自分の思いやこだわりを強く持っている人だと感じた。という評価をしていただいたことがあり、私自身自分の中でのこだわりというか、意見をしっかり持つ人間になりたいと思っている所があるので、そのような評価がいただけたときにはとても嬉しい気持ちでした。


 普段は優柔不断で、サイゼのメニュー表を開いて軽く10分は悩む人間なんですけどねw

メニューを決めた後は、料理が来るまでの間で間違い探しをするのがサイゼに行ったときのルーティーンです。





 さてさて、長々と自分語りをしてきましたが、やっと本編の伝えたいなと思ったことに入ります!

 ちょっと長くなりそうなので本編は簡潔にいきたいと思いま……したが、長くなりました!笑



 面接の場での話です。

 その中でも面接の質問でおそらく聞かれる可能性がそこそこ高いであろう「趣味・特技」は何ですか? という質問についてです。


 この質問の意図はいくつかあると思いますが、それについては省きます。 ググればそれっぽい就活サイトがヒットして、そこにそれっぽいこと書かれてますからね。


 私が言いたいことは、その「趣味・特技」でこそ自分という人間をアピールすることができる良い質問だと思ったことです。




 数日前にTwitterで、長い間バレエを続けて来たのになぜプロにはならなかったのですか? と聞かれたというツイートを見かけました。


 私はこのとき面接の場に当然いた訳では無いので、面接官の質問の仕方やニュアンスは分かりませんが、この質問はなぜ長い間続けてきた道には進まず、弊社を選ぶ進路を選んだのかというその人の考えを純粋に聞きたかったのだと私は思います。


 ここは正直に、バレエのプロになるにはとても過酷な道で、私はこのまま続けてもプロになれるとは思えなかったからです。と言えば良かったと思います。

 むしろその経験をアピールする方に持っていくことも出来ると思います。

 プロにはなれませんでしたが、私は長い間バレエを続けてきた継続力があります! という感じにね。


 おそらく本人の中ではまだ未練があって、答えられなかったのだと思います。

 これは面接官、面接を受けた側どちらが悪いかどうかという話では無いですね。




 少し話はそれましたが、私は「趣味・特技」の質問を面接でされたとき、待ってました! とでも言うように「小説を書くことです!」と言ってました。

 なんなら最初の自己紹介のときに名前と大学名などを言ったあと「私は趣味で小説を書いています!」と趣味について話を振って貰えるようにアピールをするほどです。


 正直小説を書いていると言うとなかなか受けは良いですよ!笑

 受けが良かった理由としておそらく2つあります。


 1つ目は珍しさです。

 Twitterやカクヨムを見ていると、私よりも凄いなと思う物書きはごまんといて気づかないもんですが、小説を書いているというだけでもそこそこ珍しがられます。

 趣味でちょっと書いてるだけって人でも、小説を書いてきたことで得られたものや経験、思いなどを一緒に伝えたら、きっと評価してもらえると思います。



 2つ目はこれは私に限ったことですが、志望していた職種です。

 私が志望していた会社の職種は物をつくるメーカーです。

 その中でも設計という仕事を志望しました。


 設計という仕事は、物を作るためには絶対必要な設計図を書くような仕事です。

 小説を書くことと設計は別物ではあるものの、0から1を作るという点では同じような面があります。

 0から1を作る楽しさと大変さについて実際に経験した上で、設計という仕事を志望していることを伝えたのも良かったのではないでしょうか?






 はい。私が伝えたかったことは以上です。

 

 …………え!? 結局何が伝えたかったんだよ! と言いたい所でしょうか?

 私も何が言いたかったのか分かりません。


 まあ私が言いたかったことを頑張ってまとめてみると、これを読んでくださっている方の中で、私と同じように小説を書いている人なら、面接でバンバンアピールしてみると面白いんじゃないかという話です。


 小説書いたことはないけど読むのは好きだよ! って人は、ESに趣味は読書とでも書いて、それだけだと無趣味な人の無難な回答だと思われかねないので、自分から本を読むことが好きなのをアピールしてみると面白いのではないでしょうか?

 私含めた最近の若者で、小説を普段から読んでいる人は意外とレアです!


 また、小説なんて書いたことも読むこともねぇーよって人でも、少なからずここまで読んだのならば、私の拙い文を読めるだけの文章を読む力と忍耐力があることを保証します。

 ただ、面接でどのようにアピールするかは自分で考えてみてください!!


 結局面接官が最後に内定を出すかどうか迷ったとき、最終的にはこの人と一緒に働きたいと思えるかどうかだと思います。

 相手は同じ人間ですから。


 何を考えているのか分からない人よりも、趣味について熱く語れる人の方がおそらく印象が良いでしょうって話です。

 私はそんな人が好きです。




以上で終わります。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。


 最後に感想欄に「最後まで読みました。 超面白かったです!」とでも書いてください。 私が超喜びます。









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