今のところ、僕の答えはこんな感じ。

 それからたまに、神様に相談に乗ってもらう男の子の物語を書いて、更新する。

 男の子は皆とは『違く』て、周りからわらわれている。でも神様は、そんな自分を責めて苦しむ男の子を、絶対に否定しない。美しいかんばせにニヒルな笑いを浮かべて、全部全部、受け止めるんだ。


 割と毎日アクセスがあって、たまに作品がお気に入り登録されたと、通知が届いて。そんな毎日が続く。


 コメント受付機能は、オフにしている。もしかしたら好意的な意見もあるかもしれないのだけれど、やっぱり怖かった。僕は『間違っている』かもしれないから。


 やっぱり日々は変わらない。僕はいつも『違う、もっとこうしなさい』と、母さんに言われる。無理をして微笑ほほえみながら『わかりました、ごめんなさい』と謝って、あとで涙をぽろぽろ流す。でもそれでも、ゆるされる物語を書き続ける。たまにお気に入り通知が届く。


 結局、正解なんてわからないけれど、とりあえず今の、僕の答えはこんな感じ。

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今のところ、僕の答えはこんな感じ。 コウサカチヅル @MEL-TUNE

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