出会い、そして別れ

 

「……時間が掛かり過ぎじゃないか?」


「少しは落ち着いたらどうだ?」


 妖精王国の食堂。椅子に座っているフェレスに呆れたような顔でそんなことを言われた。


「何を言っている。私は落ち着いているじゃないか」


「なら椅子に座っていろ。さっきから二階へ行く階段の周りを行ったり来たりしてるだろう。他の客の邪魔だ。大体、そんなに心配なら一緒にいればよかったんじゃないか?」


「そうは言っても、私には何も出来ない。いても邪魔になるだけだ。ならここで待つしかないだろうが」


「アンタ、本当に千年生きたのか? 言動は見た目相応だぞ?」


「千年生きたって、赤ちゃんが生まれるところなんて見たことはない。ヴァイアやディアの時も離れて待っていただけだ。それにしても、時間が掛かり過ぎじゃないか? 大丈夫なんだよな?」


 フェレスにため息をつかれた。よし、コイツと戦って時間を潰そう。


「いまセラの部屋にいるのはそれぞれの分野で最高の技術を持っている奴らだぞ? それにアルマがいるんだから、これ以上の人材はない。だから安心して座っていろ」


 冷静に考えるとフェレスの言う通りではある。だが、心配だ。ここは管理者達や精霊達にも力を借りるべきじゃないだろうか。


 うん、そうしよう。


『アビス、聞こえるか? 管理者達に連絡してセラの出産をサポートしてやってくれ』


『フェル様、落ち着いてください。管理者達に何をさせる気ですか』


 アビスにも落ち着けと言われた。心外だ。私は落ち着いている。


『具体的に何をしてもらうかは分からないが、近くにいた方がなんとなく良くないか? あと、精霊も呼んでおきたい。スライムちゃん達もいた方がいいかな?』


『大丈夫ですから。今までだってセラは順調だとアルマが言っていたでしょう? 私も見ましたが、何の問題もありませんよ』


『そうは言ってもだな。万が一という可能性も――』


 アビスに大きくため息をつかれた。アビスといいフェレスといい、ちょっと私を憐れんでいる感じがするのは気のせいだろうか。


『一応私が行きます。それにフェル様に用事もありますので』


『用事? 私にか? なんの?』


『セラの出産が終わってからでいいです。いま言ってもどうせ頭に入らないでしょうしね。それではそっちに行きますので』


『そうか。アビスがいてくれるだけでも心強い。よろしく頼むな。あ、スライムちゃん達も呼んで来ておいてくれ』


 聞こえたはずなのに、アビスからの返事はなかった。無視されたら傷つくだろうが。


 まあいい。よく考えたらスライムちゃん達がいてもどうしようもないからな。でも、どれくらい経った? まだなのか?


「……時間が掛かり過ぎじゃないか?」


「……そのセリフ、もう十回目だからそろそろ無視していいか?」


 なんでこういう時の時間は随分と遅く感じるのだろう。今までの千年に匹敵するくらいの長さだぞ。


 仕方がないので椅子に座る。まだかな。


「フェル、テーブルを指で叩くな。後、貧乏ゆすりが酷い。気持ちは分かるがアイツらがいるんだから安心して待っていろ」


「そうは言ってもだな――」


 そう言いかけて、止まった。赤ちゃんの泣き声が聞こえる。


「どうかしたのか?」


「赤ちゃんの泣き声が聞こえた」


「防音空間でやっているんだろう? 聞こえるものなのか?」


 直後に二階からルゼが駆け下りてきた。


「し、師匠! 生まれた! 生まれたよ! でも――」


 即座に駆けだした。ルゼにぶつかって声が聞こえたけど、気にしない。


 すぐさまセラのいる部屋に入った。


 そこには、アルマとヘレン、スタロの嫁にナキア、そしてナキアのメイドがいた。そしてベッドには小さな布を大事そうに抱えているセラがいる。その小さな布からはち切れんばかりの泣き声が聞こえてきた。


 セラがこちらを見て微笑んだ。相当汗をかいたのだろう。髪がボサボサで、少し湿っている。出産の激しさを物語っているな。


「見て、フェル。私の子よ」


 出産直後で相当疲れているだろうに、セラは何の問題もなさそうにしている。アルマの治癒魔法が効いているのだろう。


 セラに近づいて、小さな布を覗き込んだ。


 元気に泣いているその赤ちゃんはとても小さい。でも、命に満ち溢れている。赤ちゃんを見せてもらった時はいつも思うが、なんて素晴らしいのだろう。誰もがいつかは死ぬ。でも、何度でも新しい命が生まれてくる。その瞬間はいつだって素晴らしい。


「ふふ、フェル、泣いてるの?」


「……泣いてなんかいない。目にゴミが入っただけだ」


「まあ、そういう事にしておくわ」


 どれだけ眺めていても飽き足りない。何時間でも眺めていられるな。


「師匠、ひでぇよ」


 部屋の入り口からルゼがフェレスにおんぶされて入ってきた。酷いと言っている割にはその顔は真っ赤で嬉しそうなんだが。


「そういえば、さっきぶつかったか? すまなかったな。その、いてもたってもいられなくなった」


「ま、まあ、仕方ねぇな! おかげで良いこともあったしな!」


「そうか。まあ、いいなら何よりだ……そういえば、何か言いかけていたか? 問題はないんだよな?」


 何だろう? ちょっと雰囲気が変わった様な。


「おい、何があった? 本当に大丈夫なんだろうな?」


 ここはやはり管理者達を呼ぶべきか?


「ええと、違うのよ。この子は大丈夫。アルマちゃんに見てもらったんだけど、何の問題もないわ。元気な女の子よ」


「なんだ、びっくりさせるな」


「で、でも、ちょっと困ったことがあって――」


「何があった? なんでもやってやるぞ。ドラゴンの卵とか必要か?」


「そういうんじゃなくて、その、名前がね……私の神眼で見たんだけど、その――」


 名前? なんでセラは言いにくそうにしているのだろう。そんなに問題のある名前だったのだろうか。


 たしか、人族の場合、名前だけを鑑定する魔道具を産まれてすぐに使うらしいが、セラは神眼があるから、それを使って見たのだろう。


「どうしたんだ? なにかこう駄目そうな名前なのか? ナマケモノ、とか?」


「そんな訳ないでしょ。この子、フェルって名前なのよね……なんでかしら?」


「フェル? 別に問題のある名前じゃ――フェル?」


 それは私の名前ではないだろうか……うん、間違いない。よく考えたら、私の名前だ。


 セラの子供の名前がフェルだったのは、セラの夢では? あれ? これも夢? いや、ほっぺたは痛い。夢じゃなくて現実だ。


 でも、世界規則はどうした。同じ名前の子は産まれない。私がフェルである以上、セラの子がフェルという名前になるはずがないんだが。


 この部屋にいる全員が首を傾げていると、部屋の入り口からアビスが入ってきた。


「その疑問には私がお答えしましょう」


 全員がアビスを注目する。


 答えるのはいいのだが、なんでアビスが知っているのだろうか。


「フェル様は世界規則から除外されました。よって、世界規則にフェルという個人はいないことになり、別の方にフェルの名前が付く様になっております。まあ、セラの子供にフェルの名前が付くのはものすごく低い確率なんですけど」


 アビスは何を言っているのだろう。


「私が世界規則から除外されたってどういう意味だ?」


「フェル様は、魔王の因子と勇者の因子をもっていますので、矛盾する存在になってしまいました。ですので、魔王と勇者のシステムを管理している世界規則が、フェル様は例外とみなしたようですね。フェル様は世界規則にとって異端なのです」


「例外……異端……」


「世界規則がシステムの健全化を図った時に、魔王と勇者のシステムを切り離して別管理にしたようですよ。管理者達がそんなことを言っていました」


「……それって何か問題があるのか?」


「いえ、特には。今回のようにフェルと言う名前の子が生まれてしまうくらいでしょう。他の者が魔王や勇者になることもないですし、単純にフェル様を世界規則の外に隔離しただけですね」


「隔離……」


「そうそう、問題はありませんけど、世界規則から外れたことで、フェル様は管理者を超えて創造主扱いになったようです。ちょっと駄目なプログラムですね。例外だから創造主扱いするプログラムなんて――」


「ちょっと待て。いま何を言ったんだ? 私が創造主扱いだと?」


「まあ、いいじゃないですか。たいした事じゃないです。それよりもセラの子を見ましょう」


「……よし、その話はあとでな。その、セラ、すまん。私が謝ることじゃないんだが、子供が私と同じ名前で平気か? 嫌なら、管理者達に言ってなんとか修正してもらうように拳による話し合いをしてくるぞ」


 セラは微笑んでゆっくりと首を横に振った。


「いいのよ。この子の名前がフェルなんて、願ってもない事よ。見ていた夢と同じだし、この子も貴方と同じような子になって貰いたいもの」


「そうなのか? 自分の名前が嫌なわけじゃないが、ティラノとか、トリケラとか、プテラノとかのほうが――」


「絶対にやめて」


 食い気味に否定された。それになんだろう。皆が私を半眼で見ながらヒソヒソ言ってる。言いたいことがあるなら堂々と言え。傷つくだろうが。


 だが、そんな私の気持ちは全く関係ないとばかりに、アルマが手を叩いた。


「はい! じゃあ、皆さん! セラさんはお疲れですからゆっくり休ませます! 私とメイドさん、それにスタロさんの奥さん以外は部屋から出て行ってください!」


 アルマに背中を押されて部屋を追い出されてしまった。もっと赤ちゃんを見ていたかったんだけど。


 とりあえず、食堂のいつものテーブルへ戻ろう。


 テーブルには、私、ルゼ、ヘレン、ナキア、アビス、そしてフェレスがいる。


 無事に生まれたようだし、母子ともに問題はなさそうだ。子供に私の名前がついてしまったのがちょっと申し訳ないのだが。


「いやぁ、さっきのフェル、可愛かったよなぁ」


「そうですよね、ちっちゃくて、フェルちゃんすっごく可愛かったです!」


「ええ、出産直後の赤ちゃんを始めて見ましたが、おさるさんっぽくて可愛らしかったですわ。名前もフェルちゃんで可愛らしいですし」


「生命とはすばらしいものですね。あのフェルは将来美人になると演算結果がでました」


「俺は見れなかったな。そこまで可愛いというなら俺もあとでフェルを見せてもらおう」


「お前ら、ワザと言ってんだよな? ワザと言ってんだろ?」


 フェルちゃん可愛いを連呼するんじゃない。私じゃないと分かっていても、なんかこう、居たたまれない。


「まあまあ、師匠、めでたい日なんだから、そんなに怒るなって。冗談だよ、冗談。それよりも今日は宴会しようぜ!」


「ルゼにしては悪くない提案だ。よし、今日はルゼの奢りだな」


「なんでだよ! こういうのは年長者が奢るもんだろ!」


「たまには年長者を労われ。お前らアビスで荒稼ぎしてるんだろ。ルゼじゃなくてもいいから、お前ら全員が私に奢れ」


「分かりました。このナキアがリーダーとして皆さんにご馳走しますわ!」


 どうやら本当に奢ってくれるようだ。たまには奢られる方になるのも悪くない。あまりにも高いようなら払ってやろう。


 残念ながら、セラは来れないだろうから、後であっさりしたものを部屋まで届けてやろう。すりおろしリンゴとかなら食べても大丈夫かな?




 そんなこんなで、かなり早い時間から宴会が始まった。店の客を巻き込んでの大宴会だ。


 これを見ていると、昔の宴を思い出す。あの頃の皆はもういないが、目を閉じれば、いつだって思い出せる。あの時と同じか、それ以上の盛り上がりだ。


「昔を思い出されているのですか?」


 同じテーブルに座っているアビスが皆の方を見ながら質問してきた。


「そうだな。あの頃はあの頃で楽しかったが、今も負けないくらいに楽しい。長生きに絶望したこともあったが、今は長生きして良かったと思えるぞ」


「そうですか」


「アビスも昔を思い出すことがあるのか?」


「動画で保存していますからね。それを再生することを思い出すと言うなら、何度も思い出していますよ」


 アビスも昔を懐かしむという事があるのだろう。どんな思いで動画を再生しているのかは分からないが、多分、私と同じ気持ちなんだろうな。


 まあ、それはいい。気になっている事を確認しよう。


「確認したいのだが、私が創造主になったってどういう意味なんだ?」


「意味も何もそのままです。フェル様は世界規則の制限を受けなくなりました。どんな権限も持っていますし、誰からも制限をされません。管理者だろうと誰であろうともです。まさに創造主と同じになりました」


「それってどうなんだ?」


「管理者達は喜んでいるみたいですね。新しい創造主が生まれたと。もちろん、私も嬉しいです」


 何が嬉しいのかよく分からない。ただ、魔王様と同じになれたと言うならちょっと嬉しいかもしれないな。


「仕方ない。お前達を失望させない程度に頑張るか」


「フェル様に失望なんてしたことありませんよ。そんなことよりもフェル様は働き過ぎじゃないですかね? 問題がありそうな遺跡には自ら行くのではなくスライムちゃん達を送ったらどうです?」


「権限がないと入れない場所が多いだろ? 私が行った方が早い――おっと、そろそろセラのところへ行ってくる。お腹を空かせているだろうからな。すりおろしリンゴなら食べても大丈夫だよな?」


「それも他の人に任せればいいのに、と思うんですけどね。メイドを呼びますか?」


「……赤ちゃんを見たいんだよ」


 アビスは少しだけ笑った。


「そういうことでしたらどうぞ。存分に見てきてください」


 言われなくてもそうするつもりだ。さあ、赤ちゃんを見に行こう。ちょっと頬をつついてみたいと思っていたんだ。泣かない程度につついてやろう。







 セラの子が生まれて半年が過ぎた。


 そして今日はセラがソドゴラを離れる日だ。


「もう数年ここにいたらどうだ? フェルは赤ん坊なんだし、長旅は危険だぞ?」


 もう何度目になるか分からない提案をした。答えは分かっているが、それでも言いたい。


「ここは居心地がよすぎるのよ。これ以上いたら、離れられなくなってしまうわ」


「それでもいいじゃないか」


 むしろそうしてほしい。


「言ったでしょ。私は故郷でパン屋を開きたいのよ。それにこの子のことをあの人に報告したいの。この子が生まれて、もう半年だもの。あの人も首を長くして待っているわ」


 そう言われるとこれ以上は言えない。セラの意思は固いのだろう。


「そうか……寂しくなるな」


「ええ、私も寂しくなるわ。もちろん、このフェルもね」


 セラに抱かれているフェルは私の方を不思議そうに見ている。いつも私の角を触ろうとするんだ。よだれの付いた手で。


 いつものお返しに人差し指でフェルの頬をつついた。ちょっとだけ笑ったような気がする。


 ……改めて思う。ものすごく寂しい。


「師匠、何を今生の別れみたいな雰囲気出してんだよ。師匠なら転移門ですぐにセラのところへ行けるだろ?」


「それはそうなんだけどな」


「ふふ、そうよ。いつでも来て。歓迎するわ」


「そうか……なら気を付けてな。お前達、ちゃんと護衛しろよ?」


 セラの護衛をルゼ達がする。私が転移門で送ってやると言ってるのに、セラは「覚えられないだろうけど、この子に色々な物を見せてあげたいのよ」とか言って断ってきた。


 仕方ないので最高の護衛をつけたのだが、私も用事がなければ、一緒に行きたかった。


「大丈夫ですよ! 大船に乗ったつもりで任せてください!」


 アルマが胸を反らしながらそう言った。


 ルゼやアルマがいるが、さらにナキアやそのメイド、それにフェレスやヘレンも行くし、スライムちゃん達も三体付けたから大丈夫だとは思う。むしろ人界で最強のパーティと言えるだろう。とはいえ、心配は心配だ。


 だが、無情にも時間は過ぎる。


「それじゃ、もう行くわ」


「ああ、名残惜しいが仕方ない。その内、セラの店に寄らせてもらうから、美味いパンを用意しておけよ」


「ええ、分かったわ。何度も言っているけど、もう一度言わせて……ありがとう、フェル」


 セラが笑顔でそう言った。もう、何度も聞いているお礼の言葉。だが、いつだって私が言う言葉は同じだ。


「何度も言ってるが、気にするな。お前と私の仲だろ?」


 セラは笑顔のまま、大きく頷いた。そしてしばらく私の方を見つめてから、フェレスの方を視線を移した。


 フェレスが頷くと、カブトムシが動き出した。車輪付きのゴンドラがゆっくりと動き出す。そして徐々にゴンドラが遠ざかっていった。


 セラは抱えたフェルの手を軽く持って手を振っている。私も手を振った。


 ゴンドラが見えなくなるまで手を振っていたが、見えなくなったらため息が出た。


 寂しい。はっきり言ってかなり寂しい。


 でも、セラにはやることがある。私はそれを応援してやらないと。まあ、頻繁に会いに行ってやろう。セラの作ったパンは結構美味しいからな。餡が入ったパンが好みだ。あれと牛乳は組み合わせは最高。


 さて、私はルハラの遺跡へ行くか。なんだか封印されていた魔物がいたとかなんとか。どんな奴なのか調べて片付けないと。これが無ければ私もセラの護衛をしたのに。その魔物で憂さを晴らそう。


『フェル、聞こえる?』


 ルハラへ転移門を開こうとしたら、セラから念話が届いた。なんだろう?


『どうした? 忘れ物か?』


『ええ、言うのを忘れてたわ。フェルの日記なんだけど、私が預かってるから』


『……なんだって?』


『フェルの事を知りたいから黙って持ってきちゃった。私と貴方の仲だもの、いいわよね?』


『いいわけあるか。よし、そこで待ってろ、いま取りに行く』


『いいじゃない。代わりに私の日記をフェルの部屋に置いてきたから。貴方と同じ術式の日記魔法が使われているから私やこの子の日記がリアルタイムで見れるわよ?』


 ……それはいいな。うん、すごくいい。


『分かった。それならいいだろう……これが本当の交換日記だな』


『……ドヤ顔してないわよね? そんなに上手くないわよ?』


 馬鹿な。最高の出来だろうに。


『それじゃ、またね。お店に来てくれる日を楽しみにしているわ』


『ああ、私も行く日を楽しみにしている。じゃあな』


 セラとの念話が切れた。


 早速部屋に戻って日記を取ってくる。今日からセラの日記を読むのが日課になるだろう。毎日が楽しみだ。


 おっといかん。そろそろルハラの遺跡へ行くか。困ってる奴が多いらしいから早めに解決してやらないとな。

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