それは偏愛、執拗なる愛の発露──すべては作品への想いゆえに

タイトルからお分かりのように、作者の麒麟屋氏の読書の記録である。
もちろんカクヨム作品に限られており、感想が気になったら本編へ飛べるようにご親切にもリンクが貼ってあるのだ。
これはカクヨム内ページ遷移を激増させる、むしろカクヨムのための作品なのでは!?
作者の麒麟屋氏を、もはやカクヨム氏と呼びたくなること請け合いで候。

各ページからは他者作品への、そして作者への愛が溢れている。
時に重すぎる、愛。
そして重すぎる、愛。
いや、それこそが心地良い重みなのだ。

他の人の作品への諦観と尊敬。
各作品に合わせてであろうか。全ページ、文体もまったく異なっている。
そこに、作者の恐ろしいまでの筆力を感じざるをえない。感じざるをえません!