11.読み専が眺めるツイッター活用術
ずばり、ツイッターは必須でしょう。
フォロー&フォロアーの関係になると、DM(ダイレクト・メッセージ)が使えます。プライベートにメッセージを送ることができるのです。
ではなぜDMが必要か?
私は誤字脱字の報告にDMだけを使うようになりました。
それまでは応援コメントで指摘していたのですが、あまり見栄えが良くないし、本来は応援のコメントを送る場所なので、そういう指摘には向かない。嫌う作者が多いようです。
指摘した後に作者の返事を待って、その後その指摘を削除したりしていたのですが、それも面倒くさい。
他の人から見えるから、こいつは誤字脱字報告魔と思われて嫌われる可能性もあるらしい。私は単に明らかな間違いを知らせたいだけなのに……。
しかしDMなら確実です。もちろん最初に報告する際に作者様が報告を希望するかどうかの返事はいただきます。
もしあなたが誤字脱字やその他の指摘を希望するなら、ツイッターでユーザー登録しておくことをお勧めします。そして、私のようなアクティブなユーザーを見つけてフォローするのです。うまくいけばフォローバックされて、交流が始まるでしょう。
なお、プロフィールなどに指摘がほしい旨一言あるとよりいいと思います。
別にツイッターに登録したからといってつぶやく必要はありません。
いやまあ、少しは何かつぶやく方が、作者の人柄が知れていいかもしれませんが。
私はある程度そういう事が見える作者に対して好感が持てます。
そういうのを嫌う読み専の方もいるようなので、そのあたりは自身でどうするか方針を決める必要はあるでしょう。
2019年6月現在、私が見ている方々のツイッターの使い方を見ていると、適度に仲良く交流できており、その輪に入らない理由はないなという感じです。
匿名で性別も年代も分からない、どこに住んでいるかさえ分からないネットの向こうの方々。
私に絡んでくださっている方々は皆いい人たちです。この場を借りてお礼申し上げます。
このエッセイを読んでいるあなた、気軽に声をかけてくださいね。
なお、こういうのは気軽にするのがベストです。適当にいきましょう!
なお、登録したからといって急に知らない人たちと交流が始まるわけではありません。長い時間をかけて、だんだんとつながっていきます。
いや、コミュニケーションの上手い方はあっという間かも知れませんが……。
人とのつながりは、徐々に自分自身の手で育てる必要があるという点だけはしっかり踏まえて、焦らずにいきましょう。
さて、ツイッターでできることや利点などを簡単にまとめました。
作者・読者の両方の観点が混じっていますのでご了承ください。
・ 新規小説や、新規投稿を知らせる。知ることができる。
・ 自分自身の一推し小説へのリンクを固定リンクとしてアピールできる。
・ たまに自身の既存の作品をツイートして宣伝する。そんな作品に気づく。
・ フォロワーさんがたまにそれらをRTしてくれるので、誰かの目に触れ、読んでもらえるチャンスが増える。
・ 裏話や設定なんかをつぶやく。そういう事実を知ることができる。
・ 作者はDMで感想や指摘等がもらえるかも。読者はDMで安全にそういうのを送れる
・ DMでレビューのお礼を言える。または、「レビューいただきました!」のツイートでお礼と宣伝を同時にできる。
・ 悩みや疑問なんかをつぶやくと、答えてもらえるかも。慰め合うのもありです。
・ ふと思いついてつぶやいて、反応がうれしい。反応したくなる。
・ 自分の考えや人柄がうまく表現しておければ、同じような人たちとつながる可能性がある。それによってその人の作品を読みに行こうかと思うかも知れない
・ 画像を添付できるので、イラストなどが得意ならフォロワーがつきやすい。
・ 読者によっては感想などをツイートしている場合があるのでそういうのを拾える
・ 社会の出来事を拾えるし、いろいろな人の考え方に触れることができる。それは、いつか自身の作品のネタに使えるかも
・ ランキングに載ったり、注目の作品に載ったりしたことを教えてもらえるかも知れない。
・ 思いがけないネタでの出会いがあるかも。私はキノコ派・タケノコ派のツイートである人と出会いました(笑)
あお、重要な点として、レーベルや出版社をフォローすることでしょうか。さまざまな情報が流れてきます。そして、自分の好きな作家や漫画家、絵師たち。そういう人たちをフォローするだけでも、他では手に入らない情報の宝庫です。
あと、一度ツイートして、そして何も反応がないから落ち込む、なんてことの無いように! 徐々にです。タイミングもあります。気長に待ちましょう。
まあ今更ながらですが、今の時代、読んでもらうには宣伝は必須です。見てもらえなければ、いくら良い作品でも存在しないと同じです。
SNSを活用して人の目に触れてもらえる努力は、小説そのものを書くのと同じくらい大事です。
その点ツイッターだと、何気なく宣伝、何気なく情報開示、何気なく交流、と、いろいろなことが肩肘張らずにできるのが最大の利点ではないでしょうか?
なお、読み専としての私はRT経由で作品を見つけたら読む方です。タイトルやコメントを見て面白そうなら少なくとも見にいきます。一回目で読まなくても何度か目についたら見にいったり。
また、好きな作者様が「レビュー書きました!」「おすすめ!」とかのツイートを見ればそれを見にいったり。
そういう意味では、究極の個人推薦の場とも言えるので、広告効果は高いのではないでしょうか? そして、すぐに結果は出なくても、人の目に触れる事が一番の利点だと思います。
私は、去年(2018年)12月から本格的にカクヨムでの活動を始めましたが、その時はじめてツイッターを始めました。そう、それまで全く使っていませんでした。
しかし、今はそれなしでは生きられないほどに……。いえ、まあほどほどにと努力しています。
そして、その二つの場でのいろいろな方々との出会いは最高に幸せなものです。
あなたにもぜひそういう出会いがありますように!
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