6.読み専の眼鏡に適うための関門まとめ
まとめてみました。
- タイトルは作品の結晶。磨いて光らせてください。0.5秒。
- キャッチコピーは作品の濃縮、もしくは、セールストーク。0.5秒。
- あらすじは作品の要約。5~8秒。
- タグは作品の主要属性。1秒。
- 地雷に気をつけて。
- 目次は作品のお品書き。第二のタイトル。
あなたは、あなたの作品を10秒で売り込めますか?
なんだか、こうまとめると、エレベータートーク、または、Speed Dating(カップリングパーティー)みたいですね……。
■おまけ
このエピソード書いてて履歴書の確認作業の事を思い出しました。
アメリカでは、履歴書には写真は添付しません。性別も年齢も明記しません。それらは全て違法です。差別防止のためですね。
そして、書式も完全に自由。基本的にテキストオンリーでアピール(訴えかけ)になります。
そんな中、採用側としては何百という履歴書を確認することになるので、パッと見ただけでさらに深く読むか判断するのです。なので、応募者は如何に見てもらえるかを工夫することになります。それも、書式やフォントやレイアウトで勝負なのです。
奇抜でも無く、地味すぎでも無く、適度にエレガントでプロフェッショナルで中身がよく分かる、そういう風に書く必要があります。
(もちろん、職歴や学歴、保有技術は大事ですけど、それが似たような候補者がたくさんいた場合に履歴書の見栄えが効いてくる、という話です)
さらに、応募者がきちんと採用側の募集内容に合っているかが重要なんです。
エントリーレベル(経験2~3年)にシニアレベル(経験10年以上とか)が応募してきても、即ボツです。
あと、全然違う業界からの場合も厳しいです。
これって、ジャンルやレーベル分析に相当しますね。
私も良くSEを採用するのに履歴書をチェックするのですが、一通あたり10秒。パッと見てそういうことを判断し、目につくものとそうでないものをより分けるようになりました。
小説を見分けるのと同じですね。
人目について、かつ、理解されやすい工夫。大事です。
小説を発表する。それは就職活動と捉えることもできるのではないでしょうか? ものを売ると考えるよりも、もっと真剣になるかも?
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