「ムッシュ」 / 何処噺

本編▷▶▷https://kakuyomu.jp/works/1177354054889699694/episodes/1177354054889764770


珍しく話が独り歩きしましてバババッと30分ほどで書き上げることが出来てしまったお話です。

前2作が連作だったこともあり、少し久しぶりの1話完結話ですね。

まあ大分ふわっとしているお話なのですが、こういう話の時こそ読まれた方のお話が聞きたくなります笑

皆様はどのように感じとって頂けましたでしょうか。


あくまでもこれも受け取り方の1つでしかないのですが、私のイメージを簡潔に表すと「野良猫に恋焦がれるペットショップの猫」の話です。

窓というのはショーケースのようなガラス板のことですね。


お相手のムッシュくんはロシアンブルーを、私は黒猫をイメージしました。猫達のあのしなやかな身体使い、とても鮮やかですよね…。


窓を叩く描写や威嚇をされる描写というのは、やりがちなものを抜粋してみました。このお話の私は人間を人間として認識出来ていないため、人間=化け物という表現になっています。

慣れている猫ちゃんたち以外にとっては、目を見つめられる=喧嘩を売られているようなものといいます。パチパチしてくれるのは親愛の証だそうですよ。

余談ですが私は黒猫氏たちがとても好きです。


潮風、お魚、外への憧れ。

そして初めての恋。

そんなお話でした。

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