瑠璃ちゃん、湊人の言葉には従う様になってきた。湊人の旨さが、凄さがちゃんと分かって来てる。凄い。
　スタートが遅いから、離れているだけで、別に競争じゃないんだからね。

　足らないのは、知識、テクニック。もともと色の世界に関する感性は他者を凌駕しているんでしょうね。
　瑠璃ちゃんが書きたい絵に必要な技法をドンピシャで教えられるからこそ、彼女も集中が持続するんでしょうね。

自分のペースを分かって、そこにひたむきになれるとぐっと伸びていくのかなあと。
澤田先生に褒めてほしくて、湊人くんに追いつきたくて。ではなくて、
瑠璃ちゃん自身のために絵を描けるといいなあと。
勝手な祈りではありますが。自分を重ねてしまいますねｗ

久しぶりにアトリエを訪れた瑠璃。たくさん落ち込んで、悩んでいましたけど、澤田さんがいるから、もっと頑張らなくちゃと自分を奮い立たせることができるのですよね。
好きな人に認めてもらいたい、誉めてもらいたいって思うのは立派な理由です。一心不乱に取り組むことで、ステップアップできたら良いですね。

元々は同列に思っていただけに、湊人に引き離されていくと思うと苦しくなりますね。

我が事に置き換えてみると、自分は小説の公募でサッパリ結果がでないのに、弟が最終選考まで残ったようなものでしょうか。
そう考えると、瑠璃が焦ったり落ち込んだりする気持ちが物凄く分かります(;´д｀)
ま、まだこれから伸びればいいだけだから。