澤田先生より、湊人の方が大人みたいですね。
でも、この二人だから、瑠璃ちゃんの暴走気味な態度も、ちゃんと受け入れられるんだろうなぁ。
澤田先生、ちょっとボケ過ぎ。まあ、それが良い味になっているのですが。
瑠璃ちゃんも、でも自分が暴走してしまう事、そして、周りの人達がその結果引いてしまう事を今までの経験から自分で分かってはいるのですね。
でも、つい、同じことを繰り返す。
だからこそ、学校のような同じ人達の集まりの中では、辛いのでしょうね。
だから、澤田先生や湊人のような、少し精神的に大人の人達と付き合う事が大事。
作者からの返信
これ、澤田と湊人の性格が逆だったらうまくいかなかったんじゃないかなと思います。
のんびり屋でおおらかな澤田と、ド正面からぶつかって行くけど基本クールな湊人。
親身になって話を聞いてくれる忍と辛抱強い母。
上手くいかない人間関係もあるけど、上手くいく関係もある。
絶対にどこかに仲間はいる。
今、孤独を感じている人も諦めないで欲しいです。
編集済
高校時代は美術部だったので、ノスタルジックな気持ちで読ませて頂いています。
絵の具とかカラーインクとかパステルとか、あと練り消しとか食パンとかw 画材の匂いを思い出しますね。
今の若い子らにとっての画材ってPCとペンタブとかなんでしょうか? 全然否定とかしないんですけど、記憶に匂いが残らないのはちょっぴり寂しいなと思ったりします。
作者からの返信
PCに入る前に「ノートの隅に鉛筆で落書き」があると思いますが、この程度では匂いが残らないんですよね。
人間の記憶って五感をどれだけ使ったかで残り方が違うと思うんですよね。
視覚だけじゃなくて嗅覚とか聴覚とか触覚とか、そんなのもフル稼働していると、どれかが欠けても別の感覚が覚えているというか。
吹奏楽部も音と匂いと手触りと温度と……そんなもので溢れてましたが、美術部の油絵の具の匂いって独特ですよね。
狭い教室を、心から居心地がいいと思える人は少ないと思います。きっとみんな無理してあの中にいる。たぶん。(私はそうでした)
こんな風にありのままの自分を受け止めてくれる居場所、なかなか見つかりませんよね。
見える風景が、三原色から出来たあらゆる色でぱぁっと色づいたような気持ちになりました。