主人公がバイトをする書店には出ます。・・・凶悪ではないが、うっとおしい事この上ない幽霊作家たちが(善良な性格のもまれにいますが) その中の一人から、「作品の続きを書いてほしい」という依頼を受け・・・基本的にはコミカルな感じでしたが、最後はうるっとくるような良作です。
幽霊になった売れない作家と、心優しい書店員のハートフル物語。作家の心、読者の心、それらはみんな、きっとこうなんだろうな、を見事に表現し物語として組み立てられています。あなたがもし作家なら共感間違いなし。読者なら作家たちの心の理解の一助になるはず。あなたも、ぜひ、優しくステキな登場人物たちに出会ってみてはいかがでしょうか!?