最後の竜騎士と黄昏の王国

第七章「帝国の陰」

ここまでのあらすじと、第七章の主要な登場人物

▼ここまでのあらすじ

王妃アデリンがテイアラン五〇世に即位した。

ファランティアの国家体制は維持され、戦争は継続する。

誰の思惑かも分からないままに。

そしてアルガン帝国の皇帝レスター、セドリック枢機卿とアベル、ロランドとトーニオ。それぞれにも思惑がある。

アルガン帝国も一枚岩ではないのだ――。

▼第七章の主要な登場人物

＜テストリア大陸＞

　◆ファランティア王国

　　・マイラ……平民。侍女。

　　・ハイマン……将軍。王国軍の最高指揮官。

　　・アデリン……女王テイアラン五〇世。

　　・ウィルマ……侍女長。

　　・ブラン……北方連合王国の上位王。

　　（南部の人々）

　　　・ジョン……元傭兵。

　　　・クララ……農家の娘。帝国軍を激しく憎んでいる。

　◆テッサニア（アルガン帝国属領）

　　・ロランド……テッサ王家当主。執政官。

　　・トーニオ……ロランドの配下。

　　・タニア……マイラの友人。元侍女。元帝国の密偵。

　◆？？？

　　・ランスベル……最後の竜騎士。

　　・アンサーラ……エルフの〈盟約の者〉。

　　・ギブリム……ドワーフの〈盟約の者〉。

＜エルシア海＞

　　・ルゴス……スケイルズ諸島の王。

　　・グイド……〈白鯨号〉の船長。

＜エルシア大陸＞

　◆アルガン帝国

　　・レスター……初代皇帝。

　　・セドリック……枢機卿。魔術師の長。

　　・アベル……アリッサの子。〈選ばれし者〉。