最後の竜騎士と黄昏の王国

第二章「奇襲」

ここまでのあらすじと、第二章の主要な登場人物

▼ここまでのあらすじ

「奇襲です、アリッサ殿。帝国軍がサウスキープを攻撃したのです。戦争ですよ」

最後のドラゴン、金竜ブラウスクニースの葬儀の夜に舞い込んだ衝撃の報せ。

そして時は、サウスキープ襲撃の夜にさかのぼる――。

▼第二章の主要な登場人物

＜テストリア大陸＞

　◆ファランティア王国

　　・ランスベル……最後の竜騎士。

　　・マイラ……平民。侍女。

　　・アリッサ……亡命した女魔術師。

　　・テイアラン四九世……現国王。

　　・ステンタール……近衛騎士団長。王の騎士。

　　・ハイマン……将軍。王国軍の最高指揮官。

　　・モーリッツ……内政長官。

　　（サウスキープの人々）

　　　・ロクス……衛兵。

　　　・ギャレット……元傭兵。自由騎士。

　　　・ジョン……元傭兵。衛兵。

　　　・エッド……元傭兵。狩人。

　　　・ゴットハルト……南部総督グスタフ公の次男。騎士。

　◆北方

　　・ブラン……アルダー地方の王。

　　・ルゴス……スケイルズ諸島の王。

　　・ヒルダ……スパイク谷の王女。

　◆テッサニア（アルガン帝国属領）

　　・ロランド……テッサ王家当主。執政官。

　　・エリオ……ロランドの配下。

＜エルシア大陸＞

　◆アルガン帝国

　　・レスター……初代皇帝。