「ティが人とちがう?」からのアメヌイのセリフに要約されてますね。
二人が抱き合うの「ああ、やっとこうできた」って感じで目頭熱くなります。
偉くなるって馬鹿にできないことですね。物事を変えるには偉くならなきゃいけないのかも。そうでないと犠牲になる庶民のままです。
この二人のシーンにこれからの希望を見せてくれた気がします。
最後の一行、現実に戻されますけど、それが分かりあったうえでの現実だから、悲壮感も前向きに感じるというか。
みりあむさんの作品、やっぱり考えさせられる……。感想を述べるのが難しいです。
いつもデリケートなところに踏み込んでいかれる勇気に尊敬しております。キャ♡
作者からの返信
柊さん、お星さまとすてきなレビューまで、ありがとうございます!
なんだか柊さんにはいろいろ見すかされている気がします(*>ω<*)テレルー
アメヌイのことも、やっぱバレてたか〜(*´ω`*) よろしければ異人種カップルにくわえといてください笑
この話は私の書いた中でもいちばん「感想に困る」と言われてきたヤツです笑
「自分の頭で考えな!」ってのが人生観の根っこにあるからかもな〜
ま、デリケートすぎて人を選ぶんですけどね!
柊さんのキャ♡いただきました(*´艸`*)♡
うれしいです♡
編集済
生は人生の目的じゃなくて、死の先こそに本当の救いがある。
えっと、生まれ変わりの概念があり、生まれながらにして奴隷という身分に押し込められて、それが変わることのない様相が見える。当たり前に受け入れている様子ですし。ヒンドゥー教っぽい考え方なのかなと感じました。
いやでも、宗教に対するある程度の寛容性……いやこれも当てはまるんでしょうけど、なんとなく違う気がします。
祝福されている云々ではなく、ただ出来事があっただけ。
出来事の意味合いが、こちらから見ると悲しいものであっただけだと思います。
間違った世界だと思っているのは、きっとアメヌイだけなんでしょうね。
そう思うことのできる世界の見え方は、彼にとって幸福ばかりを連れてくるものではないのでしょう。
でも、なんだかんだで最後にせめてもの救いをみたいな展開を持ってくるあたり、みりあむ様の人柄が見えてきて、にまにましてしまいます←書くなや
面白かったです。
作者からの返信
ケルティス人は、まんま古代ケルト人をモデルにしています〜(о´∀`о)マスターキートンで知った♡
ケルト人(といっても、かなり広範囲な人々ですが)は生まれ変わりを信じていて、戦になると素っ裸で雄叫びあげながら向かってきて超怖かったらしいです。死を恐れない。こわっ!
テリの王はうまいことやりました。本当は奴隷たちの神職者を解体して教義をあやふやにしたのに、なぜか信仰には寛容に見えるんですよね。でも彼らが信じているものは、テリ人たちが侵略する前の宗教とはもはや別モノなのです(設定)
昔、『はだかの天使』っていうドラマがありましてね(エロいほうじゃないぞ)知的障害児のお話なのですが、原作を読み返したら、やたら「天使だ」と持ち上げていて、それはちがうだろ、と思ったりしました。
過剰に持ち上げるのも、それはそれで人間扱いしてないというか……伝わるかなぁ(´・ω・`)
このテーマ、むつかしいです。さじ加減がほんとにむつかしい。人によって受け取り方がぜんぜん違うので、書くのが怖いですね。。(´・ω・`)でも書く
いろいろ考えてくださってありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ♪
救い、見えましたか!
よかった!
ほんとせめてもの! ですが!
うれしいです(*´艸`*)
追記:えーめっちゃいいレビューありがとうございます!!!
そうですね、間違いと感じるのはだれか……すごくそう!! うれしい!!
ありがとうございます!!!
職業に対する蔑視、奴隷を人とみなさない誤った倫理観、奴隷たちの信仰の在り方、人柱制度……。作り込まれた世界観に引き込まれ、物語を読み終わってもしばらく心がとらわれたままでした。
障害児に対する理解のなさはいつの時代でもありそうですね……。奴隷として虐げられている側の方が、人間に愛をもって接している。最後、アメヌイがレンナンの考え方に近づいたのは救いのあるラストでした。それから、アメヌイをやっかんでばかりだったエドフが、死んだターグを想ってアメヌイに詰め寄ったのは、人間らしくていいなあと思いました。
妹を人柱にした過去を背負った彼が、これからどんな苦難と葛藤を乗り越えて神と呼ばれる建築家になるのか、ぜひ見てみたいと思いました。
作者からの返信
朝斗さん、読んでいただきありがとうございます(^O^)
作り込んだというか、既存の民族を調べたりして、ツギハギした感じですかね。詳しい人が見たらまだまだなんだろうな。精進します!
エドフのシーンは、自分でも気に入っています。奴隷だろうと、なんだかんだで人ですから。テリ人だってケルティス人のために涙することは、普通にあるのだと思います、、
アメヌイのその後はありませんが(すみません)ご自由に想像していただければ、こんな光栄なことはありません!(о´∀`о)♪
ああ…… なんと言いますか、救いの無さもあるのに救いもあるような…… うまく言えなくて申し訳ありません。
ティのことを思うとどうしようもなく胸が締め付けられますが、違いがあったとしても誰もが同じ人間なのだと気付いたアメヌイとレンナンの距離が少しだけ縮まったことはやはり救いなのかな…… とも思えました。
そして最後に本作のキャッチコピーを思い出してもう一度、ああ…… となりました。
作者からの返信
いえいえ、私もこれに関してはうまく言える自信がありません(^_^;)
言語化出来ないことを書きたいから小説書いてるのかもしれないですね……
人との違いは、時代や文化によって簡単に命を奪われる原因になってしまうけれど、それでも本来はみんな同じラインに立っているはずなのですよね。
コピーに気づけていただけて、感無量です。ありがとうございました(^O^)!!
凄い……ひねくれてるようで真っ直ぐで、やっぱりひねくれた兄弟愛(?)が言葉にならない…
最初は他のテリ人同様にティのことを避けていた節のアメヌイがこんな人間に成長したのは石職人修行のおかげなのか、それとも昨日の巫女との遭遇が人生観を変えたのか。
なんだかものすごく沢山の伏線が貼られてるような気がするので二周目に行かないと…。
作者からの返信
あ、ありがとうございます……読んでもらうの緊張しました……(;´∀`)
アメヌイは……実は最初からほかのテリ人とはちょっと違います、信仰捨ててるくらいだし。。ティへの同属嫌悪とか嫉妬とか、いろいろあって避けていたようです。
二周目ってうれしいけど照れる(*´艸`*)きゃ
初めまして、「男同士の関係」企画からやってまいりました。
主催の眞石ユキヒロと申します。
映画のように、情景や空気や言葉の間が浮かぶ、丁寧な描写の作品でした。
最後にアメヌイくんとレンナンくんがこころを通わせるのが、切ないけれど好きです。
アメヌイくんはみんなを尊重してああいう決断をしたのかなと思うと、やるせなくもありますが……。
せめて、アメヌイくんが立派な建築家になれるよう祈らせていただきます。
作者からの返信
はじめましてユキヒロさん、コメント&企画をどうもありがとうございました(^^♪
最後が好きと言っていただけてよかったです。
ふだんはあまりこういう関係性を書かないのですが、このふたりはいろいろ考えちゃいましたね。主人と奴隷という関係上、おそらく本心はどうあれレンナンはアメヌイを拒めないでしょうし……(ああいろいろ考えちゃう)
アメヌイが立派な建築家になれたかどうかは、ぜひ本作のキャッチコピーにてご確認ください。
どうもありがとうございました(*‘ω‘ *)