「猫水」の中には極稀に乳白色のものもあるという
「猫水」の中には、極稀に乳白色のものもある。
それも通常のものと同じく、瓶やコップ等の狭い場所を好むだそうが、他とは異なり自らが飲食とすることを非常に嫌う。実際にある女性がミルクと間違えて口にしたところ、鼻を引っ掻かれて逃げられたらしい。
だが、シラスを一つまみ彼らの上にかけると、口にすることを受け入れると報告が出ている。味は、濃厚で、あるいは淡白で、甘くて、あるいは無味らしい。
ちなみに食事に成功した者は23人、どれも皆現在白い肌をして白い部屋に閉じこもったままという。彼らは皆味覚障害も患っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます