おとぎ話の浦島太郎に昔から違和感を感じておりました。
亀を助けた太郎がどうしておじいさんになってしまわないといけないのか。良いことをしてはいけないのか。
子どもながらにあまりこのおとぎ話が好きではありませんでした。
大きくなるにつれて、色んな解釈を読むようになっていき、それでも感じた違和感を払拭できずにいたのですが、
このお話はまさに現代の浦島太郎なのかもしれないと思ってしまいます。
女性の真意がどこにあるのかは、読み手によって様々な結果が出てくるかと思いますが、おとぎ話を読んだ際に感じた違和感を再度感じることが出来ました。
読む人によって感想が異なるのではないかと思える興味深い作品でした。