『護人』は、大切な人と自らの信念を守ることができるか。

登場人物の名前と人間関係を整理するのに、ちょっと気合が要りました。
ブラッシュアップの余地はありますが、それでも国同士の力関係や登場人物の配置、性格描写や場面転換など、よく練られていると思います。
細かい描写をしているわけではないのに、その場面が頭の中に浮かんできました。少ない情報で読者にそれ以上の光景を想起させられるのは、なかなかよい文章です。今後はそれを活かして、さらに筆にみがきをかけていただけたらと思います。