これは危険物です。小説の恐ろしさを体験したい方へ。

画面上の文章を追っているだけなのに、文字は脳内に勝手に流れ込み、黒い雪崩になって、目を背けたくなるような光景を頭の中で再生させる。
脳内に何かが寄生してしまったように、イメージから離れられない。
読み始めたら、読み終わるまで瞼と頭を掴まれ逃れられなくて、体内からアレが湧き出してくる感覚までを感じた。いやな唾液が口内に溜まる。
どうみても、変態。
小説の恐ろしさを体験した。