子供部屋おじさんが心の中の子供部屋から出る物語

黒犬事件、まあ早いうちに誰がやったのかとどうやって出来るようになったのかはなんとなくわかる。34話見てほぼ確定かな?
ただ、どうしてやったのかは全く分からない。そのどうしてがこの物語の真のテーマなんでしょう。
人の心には、特にこの物語の冒険者のような境遇の人達の心には光と闇がある。
各々の心の闇に向き合ったり見なかったことにしたりでなんとか心の光を照らしてる。
なんだかんだであのオサム君が頑張って皆を前向きにさせてたし、武術家の爺さんや主人公も互いのバティを導いてきた。
でもあの人はそういう風に出来なかったんだな、と。
ある意味完全な主人公のネガであるあの人との対決が、この物語の一つの結末なのでしょう。そして、どのような道を歩むにしろ、主人公が誰かを支えながら生きていくことの指標になるのでしょう。