応援コメント

第24話 新型肺炎、怖い!……のか?」への応援コメント


  • 編集済

    投稿時期からズレてのコメント失礼します。
    まだ渦中であり、対策について結論が出てないなかで、知識を動員してこの話題を投稿された勇気に敬意を表します。

    話は変わりますが
    検査だの、医療崩壊だの騒がれてる中で、「近所の病院の外来暇そう、余力あるじゃん」とかSNSでのコメント見るとイラッときてしまいます。
    コロナ怖いのは確かだけど、抗がん剤などで免疫落ちてる人や手術後で感染させたくない人も病院は合わせて看とるんじゃ!そうそう溢れてたまるか!
    と個人的に怒りのツッコミを内心入れてます。
    だからでこそ、個人個人の予防策が大切で、風邪様症状が出たら悪化しないように可能な限り体調管理することが大切と思うんですけど、ね。

    あと、罹患した人を白い目で見すぎないで欲しいな、とも思います。大多数の人は罹りたくもなければ伝染したくもなかっただろうと思うので。

    追記(3/17)
    25話も拝読させていただきました!
    七沢さんの行った三途の川の観光ツアーって、きっとパッケージなんですかね?ちゃんと行き帰りの便もあれば宿泊先(自分の身体)をキープしてくれてるので……(震え声)。
    冗談はおいといて、長期間、感染と戦いながら、インフル1回に罹患したのみ、というのは七沢さんの努力と危機意識の賜物だと思います。

    渡航への注意が示されてる中で旅行に行ってしまった人は、まあ白い目で見られるのはやむなし、と思います。旅行先でコロナと罵られたとされても、それは差別という問題じゃなくて、相手の不安を煽る行為をしてしまっていると気づいてほしいものです。

    作者からの返信

    まずは最初に、身に余るお褒めの言葉をいただきありがとうございます。

    確かにわかって下さらない方はいますね。交通事故や心臓発作はいつ自分に降りかかるかわからない。そのときベッドがいっぱいだったらどうする?自分の大事な人がそのせいで助からなかったらどうする?と尋ねてみても、無病息災で来た方にはなかなか実感がわかないようです。
    職員がいなければ病院も開かないんだよ、と言ってもわかってもらえないこともあります。医療従事者はロボットではなくて風邪もひくしケガもする人間なのですけどね。
    25話を読んでいただくと治療のため私が極限まで自己免疫を落としたエピソードが出てきますが、その間にかかった大きな病気はインフルエンザ1回だけでした。手洗い、うがい、栄養、休養、できれば病院に近づかない(笑)の体調管理で乗り切りました。

    かかった人を白眼視はダメですよね!渡航禁止や注意勧告が出ているのに自分の趣味で外国の流行地に観光旅行した人はちょっとあれですが…。

  •  近況ノート新着記事一覧を見ていて、「医療エッセイ更新。新型コロナについてです」に興味を惹かれて、ここにたどり着きました(こちらのエッセイ、まだ序盤しか読んでいなかったのですが、途中をすっ飛ばして、この項目だけ読んでいます)。

     まず、最初に、最後の方で書かれていたことについて。
     中国の格差は凄いのだろうな、というのは、私も何となく想像できます。理系の日本人だと「自分の大学の研究室に中国人留学生が何人か来ていた」という人は多いでしょうし、私のところもそうでした。それに加えて私は、アメリカの大学で「ボスが中国人」という研究室に雇われたこともあり、その時は渡米中国人に囲まれていたので、「同じ中国人留学生でも、日本へ留学する国費留学生と、アメリカへ私費で渡る学生との間に、すでに格差を感じる」というのがありました(別に日本の中国人留学生を蔑みたいわけではありません。ただ『外国へ留学する階級の中でさえも、その留学先の国によって差が見える、ならば、さらに下の階級とは、どれだけ大きな差があるのだろうか、と驚いた』と言いたいだけです)。

     さて、ウイルスの話。
     ちょうどそのアメリカの研究室で、私は「ウイルスに別の遺伝子を組み込む」という仕事をやっていました。といっても「毒性の強いウイルスの遺伝子を組み込む」みたいな、生物兵器の開発ではなく、その逆です。宿主動物の免疫遺伝子を組み込んだワクチンを作る、という平和的な方向性(ワクチン投与による免疫効果をパワーアップ!)です。
     ただ、基礎技術自体は「毒性や感染力を持たせるような、組換えウイルスの作製」と同じはず。今回のコロナウイルス騒動、私は素人目線でニュースを見ているだけであり、学術論文を読んでみることも、発表された配列をチェックすることもしていないので、無責任な発言になってしまいますが……。
     本当にHIVウイルスやエボラウイルスを使っていたとしたら、配列を見れば一目瞭然でしょうし、その場合、一つや二つの研究室ではなく、世界中のあちこちから「これは人為的に作られたウイルス! 生物兵器だ!」という声が上がるのではないか、と感じています。
     ウイルスにHIVやエボラなんて関係のないウイルス治療薬が効く、という件にしたところで。ワクチンのように、直接ウイルスそのものを抑制することにつながるのであれば「不思議な話」と思いますが、ウイルスそのものを殺すのではなく症状を抑えるというのであれば、そこはもうウイルス学ではなく医学の分野。ウイルス側ではなく、人間の体の側のあれこれ。ウイルス感染による症状って、「風が吹けば桶屋が儲かる」的に、回り回って体が悪くなる部分もあるだろうし、その途中に作用するのであれば、他のウイルス治療薬が効いてもおかしくはない、と私は思ってしまうのでした(これも、きちんと作用機序とか調べてないので、とてつもなく無責任な意見ですが)。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    蔑みたいわけではないが格差は感じるというお気持ち、よくわかります。
    知り合いに帰国したらVIPらしいおじさんがいるのですが、彼が今回の新型コロナについて教えてくれる情報はどこよりも早く正確でした。おそらく政府関係の高いところから情報を得ているのだと思います。
    その人や研究者として来日している人たちと、武漢の病院でパニックを起こしている人々は結びつきません。おそらく彼らは中国にいれば3級(VIP・外国人専用病院)に行くのでしょう。中国では許可なく外国人を民間人の家に泊めてはいけない、というのも一般の中国人に格差や自由を見せないためでしょうね。

    ウイルスについてはあくまで朝樹さんと七沢の妄想ということで…。
    ただ、米独間で行われたペーパークリップ計画や米カナダ間で行われた人体実験がなかなか表に出てこなかったこと、樋口氏がゴールデンブックに刻まれていることがほとんど知られていないことを考えると、大国間のパワーバランスを保つ「何か」はあるのかなあ…と思ってしまいます。