王様には本当に、何の落ち度もなかったのですね。神父の前にダンが現れたのも、王様が毛玉を拾ってしまったのも偶然。だけど後に起こる悲劇を考えたら、どうしてこうなってしまったのって思います。もっとも、遅かれ早かれいずれは悲劇が起きたかもしれませんけど。
悪意の連鎖で、苦しまなくていい人が苦しむ。そんな悲劇は、早く止まってほしいです(>_<)
作者からの返信
彼が捨てられたこと自体に彼の落ち度は一つもありませんでした。けれど、その後ここまでの悲劇を起こすことを選んでしまったのは王様ですから、彼に罪がないとは言えませんね……。悪意の連鎖に飲まれて本当の願いさえ見失ってしまった王様がこのまま王都を破壊してしまうのかどうか、見届けていただけたら嬉しいです。
コメントありがとうございました！
王都を憎む気持ちが毛玉を生み、スラムの人達をよく思わない神父が王様とお姉さんを引き裂いた。そして、その王様はニックを攫った。
なんだか憎しみや悲しみと言った負の感情が、連鎖してどんどん大きくなっていってるような気がします。そして、その果てにあるのがこの惨状。これ以上負の連鎖を大きくしていかないためにも、なんとしてもここで止めてほしいです(>_<)
作者からの返信
最初は誰も悪くなかったのに、憎しみや悲しみが人々を不幸にしていった、その終着点が緋色の王様だったようです。
このまま憎しみに飲まれて全て破壊してしまうのか、それともこの連鎖を止めることができるのか。見届けていただけたら嬉しいです。
コメントありがとうございました！
ずっと、お姉さんは本当は王様を捨てたくなかった、何か理由があった……ならいいな……と思っていました。
お姉さんは捨てる気はなかったのに、無理やり離されてしまったのですね。
王様もお姉さんも悪くないのに、こんなことになってしまった。黒い毛玉を拾ったばかりに。その毛玉だって虐げられていたし、人々の憎しみの心の結晶だから、ある意味では気の毒な存在……。
誰も悪くない、愛すべき人たちだからこそ、この危機をどうにか無事に乗り越えて欲しいと願ってしまいます。
作者からの返信
お姉さんと王様、二人の間にあった思いやりは互いに届くことなく引き離されてしまいました。
誰も悪くなかったのに、憎しみと悲しみに飲まれて悲劇が生まれてしまいました。この悲劇、止めることは出来るのかどうか。
見届けていただけたら嬉しいです。
コメントありがとうございました！