ほんの少しの嫉妬、焦燥感、いたずら心が起こした悲劇の話。根っからの悪人がいないということが、一番の悲劇です。言葉にしなかったから起きた悲劇から抜け出せたのは、言葉にすることができた主人公。狂気の中で救われた人もいたのでしょう。主人公から見たらハッピーエンド、だけど別の人から見たら…?