どうやら異世界カオスにもメスのゴブリンが居たようだ。メスのゴブリンって美少女かガチムチかの二択だけどどうやら美少女の方だったらしい。ゴブリンのオスは全滅していないようだし性欲にお富ではないのだろう。

 異世界生活十七日目 場所ブレエルの町


 能因草子です。異世界に行っても名前を変えなかったので能因草子です。異世界なんだし、気分を変えて新しい名前でも持つべきでしょうか? ……草少納言とか? 大草原確実だな。……wwwwww。


 さて、某ラノベを真似て現実逃避をしているのは、現実さんと常識さんが仕事を放置してトンズラこいたからだ。

 うん、現在の状況は明らかにおかしい。なんで、モブな男子高校生が女子達の服選びに付き合わされているんだろう? なんで一々俺の好みを聞いてくるんだろう? なんで、下着選びにまで付き添わせるんだろう? 女子の花園に好きでもなんでもないモブな男を入れてもいいのだろうか? これって、彼氏とかに選んでもらうパターンじゃないの!?


 異世界で女子力は筋力に成り果ててしまったのかもしれない。……というか、野生化?


 周りから「リア充滅っすべし!」的な視線は……向けられていないッ! ……なんか怯えられてるんすけど、俺が何かしたっすか!!


 ……というか、さっきからそんな風にショッピングを楽しむ女子達を羨ましそうに見ている女子が一人。


「……そういえば、聖さんってセーラー服のままだよね」


『……うん。幽霊に着れる服なんてないからね』


 ……まあ、聖は厳密に言えば幽霊じゃないんだけど。

 幽体離脱をした人間だから、【死霊視】のスキルがなくても聖を見ることができる。


 しかし、着替えか。某美少女霊能力者は持っている服に着替えることができたらしいけど……そもそも、聖の身体って自分で崩落させた天井の下敷きになってるから……うん、難題だ。


『……本当は友達と一緒にショッピングを楽しんだり、双子コーデをしたりしてみたいけど、身体が無いから仕方ないよね。でも、幽霊から実体に戻るのもそれはそれで不便だな』


 乙女心はよく分からん。というか、多分乙女以前の問題なんだろう。普通の乙女は幽体離脱なんてできないから! それができるのは一部の女子高生だけだから!!

 こればかりは完全にお手上げだ。ホムンクルスで身体を作るというのは……というか、そもそもホムンクルスが存在するかどうかすら定かじゃなかった!!


 ショッピングは続く。財源は依頼の報酬として手に入れたお金らしい。

 小金持ちになったら使いたくなるのが人間の性だけど……金持ちになったり貧乏になったりを繰り返すどこかの冒険者みたいにはなるなよ!


 あっ、古書店だ。専門店もあるんだな。

 えっ? お前もショッピングを楽しんでいるじゃないかって? ははは、何を言っているのかね? 俺はショッピングに時間をかけたりしないのだよ。


「えっと、ここからここまで全て下さい。一括払いで」


 これが財力のなせる技払えるものの力なのだよ。大人買いだ。……まだ、大人じゃないけど。

 まあ、せっかく異世界に来たんだから文学研究の糧にしないとね。


 アクセサリーまでは強請られなかったようだ。まあ、イアリングくらいなら買ってあげるけどね。……ダイアモンドのネックレスとかは……それって異世界で戦うのに役立たないから無しってことで。自分のお金で買おうね。まあ、強請られなかったけど。というか、そもそも宝飾品店が無かったけど。その辺り、首都ファルオンドにはあるんじゃないかな? 貴族御用達とか。


 というか、貴族か。悪役令嬢とかいるのだろうか? なんか現実味が出てきて、悪役令嬢さんもいそうな気がしてきたよ。今こそ聖の赤いコードと青いコード、どっち切っても爆発する時限爆弾の出番だ! ……傲慢な令嬢に贈呈したら、さぞや清々しい気分で正餐ディナーを楽しめるだろう。勿論前菜からメインディッシュに至るまで全て古書だよ! 合わせるなら……やっぱり紅茶かな? どうせならホワイトティーで。



 えー。なんも代わり映えのしない黄金の草原がどこまでも広がっております。

 コンラッセン大平原、長えよ。そして、出てくる魔獣も代わり映えしねえよ。なんなの! 淡々と殺してるけど、それでも飽きてくるよ! もうお腹いっぱいだよ!!

 【全マップ探査】発動……首都ファルオンドまで後一キロメートル。あと少しの辛抱か。でも、その前に倒さないといけない奴らがいるようだ。


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NAME:ゴブリナ

LEVEL:10

HP:40/40

MP:10/10

STR:50

DEX:20

INT:10

CON:10

APP:20

POW:10

LUCK:5


SKILL

【片手剣】LEVEL:5

→片手剣を上手く使えるよ!

【斬撃】LEVEL:5

→斬撃をうまく使えるよ!

【刺突】LEVEL:5

→刺突が上手くなるよ!

【薙ぎ払い】LEVEL:5

→薙ぎ払いが上手くなるよ!

【平手打ち】LEVEL:10

→平手打ちが上手くなるよ!

【誘惑】LEVEL:10

→誘惑が上手くなるよ!


ITEM

・青銅の諸刃剣

→青銅でできた諸刃の剣だよ!

-----------------------------------------------


-----------------------------------------------

NAME:クイーンゴブリナ

LEVEL:60

HP:500/500

MP:100/100

STR:250

DEX:200

INT:100

CON:120

APP:150

POW:120

LUCK:15


SKILL

【槍術】LEVEL:40

→槍を上手く使えるよ!

【刺突】LEVEL:35

→刺突が上手くなるよ!

【連続突き】LEVEL:35

→連続で突きを放てるようになるよ!

【螺旋槍撃】LEVEL:35

→螺旋突きを放てるようになるよ!

【貫通】LEVEL:35

→攻撃を貫通させられるようになるよ!

【薙ぎ払い】LEVEL:35

→薙ぎ払いが上手くなるよ!

【振りかざし】LEVEL:35

→振りかざしの威力が上がるよ!

【平手打ち】LEVEL:50

→平手打ちが上手くなるよ!

【怪力】LEVEL:35

→怪力を得るよ!

【硬化】LEVEL:35

→体を硬化させるよ!

【加速】LEVEL:30

→速度を上げるよ!

【威圧】LEVEL:30

→威圧感で相手を怯ませるよ!

【縮地】LEVEL:30

→物凄い速度で相手と距離を詰めるよ!

【誘惑】LEVEL:50

→誘惑が上手くなるよ!


ITEM

・青銅の槍

→青銅の槍だよ!

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NAME:エンプレスゴブリナ

LEVEL:70

HP:700/700

MP:150/150

STR:500

DEX:25

INT:120

CON:100

APP:500

POW:100

LUCK:15


SKILL

【片手剣】LEVEL:60

→片手剣を上手く使えるよ!

【唐竹】LEVEL:50

→唐竹が上手くなるよ! 上から下に斬るよ!

【逆風】LEVEL:50

→逆風が上手くなるよ! 下から上に斬るよ!

【袈裟斬り】LEVEL:50

→袈裟斬りが上手くなるよ! 相手の左肩から右脇腹を斬るよ!

【逆袈裟斬り】LEVEL:50

→逆袈裟斬りが上手くなるよ! 相手の右肩から左脇腹を斬るよ!

【左斬り上げ】LEVEL:50

→左斬り上げが上手くなるよ! 袈裟斬りの逆に斬り上げるよ!

【右斬り上げ】LEVEL:50

→右斬り上げが上手くなるよ! 逆袈裟斬りの逆に斬り上げるよ!

【居合い】LEVEL:50

→居合が上手くなるよ!

【兜割り】LEVEL:50

→兜割りが上手くなるよ!

【刺突】LEVEL:50

→刺突が上手くなるよ!

【薙ぎ払い】LEVEL:50

→薙ぎ払いが上手くなるよ!

【武器破壊】LEVEL:50

→武器破壊が上手くなるよ!

【振りかざし】LEVEL:50

→振りかざしの威力が上がるよ!

【平手打ち】LEVEL:50

→平手打ちが上手くなるよ!

【不意打ち】LEVEL:65

→不意打ちが上手くなるよ!

【怪力】LEVEL:50

→怪力を得るよ!

【硬化】LEVEL:60

→体を硬化させるよ!

【加速】LEVEL:50

→速度を上げるよ!

【火魔法】LEVEL:40

→火属性の魔法を使えるようになるよ!

【水魔法】LEVEL:40

→水属性の魔法を使えるようになるよ!

【氷魔法】LEVEL:40

→氷属性の魔法を使えるようになるよ!

【風魔法】LEVEL:40

→風属性の魔法を使えるようになるよ!

【土魔法】LEVEL:40

→土属性の魔法を使えるようになるよ!

【木魔法】LEVEL:40

→木属性の魔法を使えるようになるよ!

【火耐性】LEVEL:40

→火に対する耐性を得るよ!

【水耐性】LEVEL:40

→水に対する耐性を得るよ!

【氷耐性】LEVEL:40

→氷に対する耐性を得るよ!

【風耐性】LEVEL:40

→風に対する耐性を得るよ!

【土耐性】LEVEL:40

→土に対する耐性を得るよ!

【木耐性】LEVEL:40

→木に対する耐性を得るよ!

【威圧】LEVEL:50

→威圧感で相手を怯ませるよ!

【縮地】LEVEL:40

→物凄い速度で相手と距離を詰めるよ!

【誘惑】LEVEL:100

→誘惑が上手くなるよ!


ITEM

・青銅の大剣

→青銅の大剣だよ!

-----------------------------------------------


 ……メスのゴブリン、居たんだ。メスのゴブリンって美少女かガチムチかの二択らしいけど、美少女の方だったようだ。ゴブリンのオスは全滅していないようだし、性欲にお富ではないのだろう。

 まあ、俺は容姿とか関係なしに倒せるタイプだけどね。安●少女とか安楽王●とかも瞬殺で爆殺だよ。敵に情けをかけたら逆に殺られるだろ? 魔獣との戦いは究極、殺るか殺られるかなんだから、殺られる前に殺らないと!

 というか、ゴブリナスタンピード!? 叩き続けなければいけないのだろうか? 叩き続けても報酬でないのに? というか、これだけ数いると一匹ずつは面倒だし、一撃で全消しの方がいいよな? そっちの方が爽快だし。――タタタ、タンジェント♪ あっ、思い出したら食べたくなってきた。隠し味にカルヴァドスを使ったアップルパイ。できれば“世界最強の剣士”さんので。……でも、標高8000超の剣峰には登りたくないな。地上でオネシャス!!


「【空間把握】に魔獣の群れの反応があった。かなりの数だな」


 俺が報告しようとしたら、朝倉に先に報告された。そういえば、朝倉も【空間把握】持ってたな。上位互換の【全マップ探査】になるのも時間の問題だろう。……ますます俺の存在価値がァ!!


「一番強いのはエンプレスゴブリナ、クイーンゴブリナを何体か侍らせているようだけど……どうする? 一気に押しつぶした方がいい? 【障壁魔法】で」


「……草子君。【障壁魔法】は攻撃魔法じゃないと思うんだけど」


 高津よ。【障壁魔法】にも攻撃魔法はあるのだよ。ファラン●スの攻撃形態とか、〈ense●bleアンサ●ブルdec●etデク●ットlaun●herラ●チャー〉とか。

 というか、どっちも複数の障壁を重ねる魔法だ。重ねて落とせばスクラップできるし、飛ばせば盾攻撃みたいな感じになるのだろう。壁で殴る、これぞ攻防一体だ!


「草子君、今回は私達だけで戦わせてくれないかな」


 遂にお払い箱のようだ。追放されるのだろうか? そのままサテ●イトに放置されるのだろうか? 満足同盟には入らないよ! 覇●龍ドラゴンにもならないよ、ってなってた!! ……まあ、覇王ではないけど。


 しかし、新魔法の試し撃ちができなかったのは残念だ。十枚くらい重ねた障壁を敵の上に出現させ、【重力魔法】を発動して一気に落とそうと思ったんだが……これ、結構実用性があると思うんだけど、どうかな? 名付けてモンスタースクラップ。スクラップだけど脱出はしないしさせないよ!


 結果はほとんど時間掛からずに全滅だった。まず、リーダー的な役割を果たしていたエンプレスゴブリナが対物アンチマテリアルライフルに撃たれたところから崩壊が始まったな。

 うん、上から半分が完全に無くなってるけど……それって、討伐証明できるの? 部位は残しておかないと。


 しかし、流石は勇者パーティだ。連携がきっちりしている。これなら、魔王を倒すのも時間の問題だろう。……とりあえず、どっかで聖剣を手に入れてもらわないとね。俺が持ってるようなどこの馬の骨が持っていたか分からないものじゃない、本物の聖剣を。



 遂に、遂に到着したぞ! 首都ファルオンドだ。

 【全マップ探査】を発動。……ん? 区画が分かれている?


 冒険者や商人が活動する庶民街、中流までの貴族の邸宅が立ち並ぶ貴族街、最上流の大公とか公爵の屋敷が存在するセレブ区画。……マジか。公爵家の敷地だと、町一つ丸々レベルの広さ! 人小路と張るのだろうか? ……まあ、公爵と名家のお嬢様を比べるのはそもそも間違いなんだろうけど。


 ……ん? 魔法学園もあるの? エリシェラ学園?

 貴族子女でも通うのだろうか? 場違いな庶民少女を悪役令嬢が苛めた結果、断罪されて終了な乙女ゲーム展開でもあるのだろうか? 怖や怖や。貴族の争いに庶民如きで太刀打ちするのは不可能だし、貴族には近づかないことにしよう。


 冒険者ギルドヴルヴォタット本部に移動。途中、何人かのごつい冒険者に睨まれたんだが……やっぱり、ハーレム主人公に見える? 本人にその気は無いし、できるのなら今すぐにでもこの状況から脱出したいんだけど。


 冒険者ギルドに入る。他のギルドと同じようにカウンターがいくつか並んでいる。

 長蛇の列ができていた……美人な受付嬢さんのところに。……お前ら、本当に分かりやすいな。

 俺からしたら美人でもブスでもおばちゃんでも関係ないし、寧ろベテランの方が仕事が早そうだから、列があまり伸びていないおばちゃんのカウンターに移動。……列が伸びていない原因はおばちゃんが不人気という訳ではなく、おばちゃんの手際が良すぎるからのようだ。やっぱり並ぶべきはベテランさんだよね。スーパーでお会計する時とかは特に顕著だ。


「いらっしゃい。……見かけない顔だね。冒険者登録かい?」


「いえ、自宅警備員ひきにーとなんで登録はできませんよ」


「……沢山女の子を連れているようだけど、彼女達に頼ってばかりじゃダメよ。ヒモ男ってはタチが悪くて最低だからね」


「…………ははは、善処します」


 まあ、何度か警告しているのについて来てるのは女子達なんだけど。

 おばちゃんの経験が篭ってそうな説得力のある言葉を聞くと、なんだか否定しづらくなるんだよね。見知らぬ相手を気遣ってくれている訳だし。


「それで、冒険者登録できないのに、冒険者ギルドに何のようなんだい?」


「アルルの町のディ……なんだっけ? 老害なギルマスから連絡が来ていると思いますが、紹介状を受け取りに来ました。能因草子と言えばお分かりになるかと」


 その瞬間、ギルドの冒険者達に向けられていた嫉妬の視線が一気に消え失せた。

 なんなの、この怯え様。俺の名前ってそんなに恐れられるものなの!?


「【まつろわぬ孤高の旅人】かい? すまないねぇ、お節介なことを言って。君ほどの強さがあれば何人だろうと守れるだろうね」


「……ははは。買い被り過ぎですよ。俺なんてただのモブですし」


「またまた。星降りの話は聞いているよ。――虹ランクと同扱いの話を蹴ったんだって? 普通はできることじゃないよ」


 なんなんだろう? この応酬。それに、このおばちゃん、強い。どうやら冒険者よりも肝が座っているようだ。


「ヴルヴォタット統括のヴァーディアスから紹介状を預かっているから渡すわね。あっ、そうそう。君の会いたがっている【宵闇の魔女】こと、セリスティア=アードレイクはエリシェラ学園で学園長をしているから」


 …………なっ、なんだと。なんで嫌だと思っている展開が次々現実のものになるのだろう? フラグなのだろうか? 一級フラグ建築士なのだろうか? いらねえよ、そんな資格!!

 ……まっ、まあ。遺跡ジグラートの探索許可を得るためには結局貴族に会わないといけないんだけど……なんか、なあ。貴族って傲慢で庶民嫌いで面倒な存在だし、不敬罪とかで打ち首にされそうじゃん。まあ、ギロチン落ちてきても【物理無効】で防げるけど。でもって、〝流星雨メテオロス・レイン〟で反撃? ……えっ、貴族の方がダメージ受けてるって?


「……しゃあない。 貴族だか、勘違い連中だか、金食い虫だか、税金泥棒だか、傲慢連中だか、ぶくぶくでベトベトな豚野郎だかなんだか知らないけど、行くしかないなら行きますか……レッツゴー、養豚場!!」


「……君って貴族に恨みでもあるのかい? まあ、ぶくぶくでベトベトな豚みたいな貴族もいるにはいるけど、ほとんどは美形だよ。おばちゃんも話していると何歳か若返ったみたいで……青春しているみたいだよ」


「……多分見た目は良くても中身が残念だったりする奴ですよ、パターン的に。乙女心を弄んで楽しんでいるんですよ、ああいう連中は。――まあ、正直どうでもいいですけどね、絡んで来なかったら。貴族に目を付けられるとお家の力で殺しに来そうですし、そうなると反撃に隕石を落とさないといけない!? うん、落とそう。別に大した魔力は使わないし」


 えっ、落とさないの? なんでみんな怯えているの? 遂におばちゃんもゲームオーバー? みんな絶句だ。あっ、カラスが鳴いてる。鳴き声は「バカー!」なの? 「アホー!」じゃなくて? ボーっと生きていると叱られるのだろうか?


 白崎達は冒険者ギルドに用事があるので、俺は一人でエリシェラ学園に向かう。

 やったー! 久々に一人だァ!!

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