フェルメール『窓辺で手紙を読む女』

青樹春夜(あおきはるや:旧halhal-

『窓辺で手紙を読む女』

フェルメールの『窓辺で手紙を読む女』が修復されているそうだ。


テレビニュースで見たのだが、後世別人が塗りつぶしたとの事で、0.2mmの絵の具を顕微鏡で見ながら取り除いていくとの事。


『窓辺で手紙を読む女』の後ろには広い壁があり、そこに何もない空間が作られているのだが、そこにフェルメールの手による天使が隠されていた。


一部公開されたが、だいぶ雰囲気が変わる。誰が塗りつぶしたかは分からぬが、天使を必要としない時代があったのだろう。記号を消す事でより写実的に見えるからではないか。


しかしながら何も無い壁が、やたらと目を惹く壁であった理由がわかった。


なにせ天使が隠れていたのだから。



原案halhal-00

記述halhal-02

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