秋の虫
NHKの回し者ではありませんが、2019年10月14日午前9時よりEテレにて
「昆虫すごいぜ!」が放送されます。
見なきゃ!ギリ出勤前!7時間目はキリギリスだそうです。
夏はその暑さの勢いよろしくセミが鳴き、秋は冷えた空気に涼やかな高音が響きます。
うちの方によく出るのはキリギリスの他アオマツムシ、コオロギ、カネタタキ、かな。
正直、あまりバッタ類詳しくないというのもあって、鳴き声も聞いているけど分かってないだけかも。
ここらへんの虫とは私は相性が悪いのか噛まれます。
コオロギは小学生の頃、すごいでかい奴を捕まえようとしたところ、捕らえ損ねてもぞもぞ掌の隙間から出て来て「ガブーー!」とやられました。そのためか、いまだにアイツは手を出しにくいです。自分が悪いんですが。
鳴く音はとてもきれいで縁の下から聞こえてくるのが好きなんですけどね。
あと、何もしてないのに「カネタタキ」にかまれました。
いきなり腕が「ちく!」として、なんだなんだ!とみたらこいつ。薄茶の体に体の中央辺りだったか白い線が一本はいっていて、後ろ脚は太もも(?)がすごい。一瞬カマドウマの仲間かと思ってはたいてしまったのですが、「チンチンチンチン」と可愛らしい高音をだす虫と後々知りました。
しかしなんで噛まれたのか全くの不明です。私が何をしたというのだ。
もう一つが、これは未遂に終わったのでよかった……「クビキリギリス」という成虫が結構大型のやつです。
これ実は秋の虫じゃなく、春~初夏にかけてすごい音で「ジーーーーーーーーー」と長く大きく鳴く虫です。
体も大きい分力も強い。たまたま道路の真ん中に居たのを見つけつまみ上げたのですが体をよじって逃げていきました。体もつるつるで堅いし、もう少し顔の付近を持っていたり、指から抜け出した時にすぐに離さなかったら結構危なかったかもしれません。
口は真っ赤。「血吸いバッタ」なんて異名を持つほど恐ろしく大きい顎を持ってます。むしろ「牙」でしょあれ……。パクパクしてたからやる気だったのかもしれない。
噛まれても血はすわれませんが、ある程度の痛みと流血は免れません。
バッタ類は雑食多いです。自然下では草の他小さい虫を食べていたり、飼育下なら熱帯魚や犬用の固形フードを食べたりする種もいるんだそう。コオロギはトカゲやカエル、その他生餌を必要とするペット用に飼育や販売されてますし、そういうので生餌を管理できるのは嬉しいですね。
あ、そうそう。コオロギと言えば。
去年の国立科学博物館の「昆虫」展でうってた「コオロギスナック」。今年の大阪開催でもお土産になっていたのかなあ~。
見本で展示されてたやつは袋の中にスナック菓子と一緒に、食用のコオロギが乾燥した姿そのまま入ってました。インパクト大。
一歩間違うと「虫入ってるじゃないの!」とクレーム入れかねないような商品でした。気になってたのに売切れてて残念。皆気になって買うんだねぇ。
だれか食べた人教えて。
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