ショウリョウバッタの何か

 最初に。ちょっと話がずれますがここ数日、突然ページビューの伸びた話があります。しかも一体なんで、どうしてよりによってあの話なのか……


 寄生虫のお話の2と3です。何であんなキモい話が他と飛び出て差がつくのか。

そして3の終わりに「続きます」と書いてあっても4のPVはそんな伸びていないので、多分「キモーこいつキモー」と思われただけで終わったとしか思えません。

 ちなみに第1話と2話の差もかなりあります。きっと1話みて「キモー無理ー」と脱落した人が50人くらいいたということ?まあいいですが。




 カキの葉っぱがバラバラ落ちる季節になり落ち葉拾いをしていると、視界の端になにやらバタバタと草の揺れる映像が。なんだろう?スズメでも潜んでるのかしら。

 しばらく大人しくなったかと思うとまたバタバタバタ!と激しく揺れます。お隣の家のすぐ足元。隣の家とは堺が無いので何だろうと近寄ってみます。



 するとカマキリがショウリョウバッタを捕まえた瞬間だったようで、まだ息のいいバッタが暴れていたようです。

 多分オオカマキリと思しき立派な体。それが自分の長さと大体同じなんじゃないかっていうくらいの、数日腹持ちしそうな獲物を、がっちりホールドしてむしゃむしゃとやってました。



 たまたま捕まえた部分が頭と胸部のあたりだったため、カマキリは「バッタの顔」から食べ始めていました。今更持ち直すわけにもいかないし、別に食べられればどこからだって関係ないんでしょう。しかし見ているほうは「ヒエエ(涙)」です。

 だんだん顔の無くなってくるバッタ。でも脚やお腹はまだ動きます。

 柿の落ち葉拾いがまだ途中だったので、ここでいったん離れます。



 拾い終わってゆっくりまた見に戻ると顔はほぼなくなっていました。でもお腹は動いている。

 しかしカマキリ、口をもごもごもごもごしていてなかなか本体を齧らない。なんでしょう? カマキリの口に黒いものが見えました。それがどうやら噛み切れないみたいです。のみ込みもできないらしく、次第にその黒いものだけ口から出て来て「ぺっ」と吐き捨ててしまいました。

 5ミリくらいのいびつな楕円形っぽく見えたその黒いもの。ショウリョウバッタの顔から胸部にかけて、カマキリにかめないようなそんな固い器官があるの? いったい何だったんだろう、と地面に落とされたものをちょいと拝見させてもらおうかと手を伸ばし葉っぱに触れた瞬間、カマキリはすべての動きを止め「ギロッ!!」と睨んできました。

 そして風が吹くとゆーらゆーら……


 ごめん、横取りする気はないのだよ。


 あまりにも食事を再開しないので謎の物体は諦め、申し訳なくなってその場を離れました。


 とんでもない顎を持つ「クビキリギス」という、春先に「ジーーーーーー」って鳴く大型バッタがいます。下手すりゃ流血必須の大きく硬い顎を持っているのを見て、もしかしたらショウリョウバッタも大型だし、葉っぱをかじるためにある程度の顎は持ってるのかもしれない、と思いました。


 ネットでショウリョウバッタの顎を見てみましたが、うーーーーーーーん、なんとなーくうっすら口の所に黒いものがあるようなないような……????

 私が見た物体は完全に真っ黒でしたので、全く自信はありません。何だったんだろう??

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