物語のどこかに自分自身がそのまま登場したような錯覚を感じた。世界中をハートが飛び交うファンタジーな絵を想像しながら、でも本当にそうだよなと思った。ハートを送ろうと思った。
ツイッターをやってる物書き人なら、一度はこういう小説を書いてみたいと考えた事があると思う。でもこれほど爽やかに、鮮やかに書き上げる事は難しいのではないか。映像が浮かんでくる素敵な文章に引き込まれ、最終話では音楽さえ聴こえてきた気がします。是非是非、御一読をお勧めします。指先一つで世界は変わっていく。ハートを踊らせて明日を迎えたいなぁ。